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独占欲の強い子には絵本やごっこ遊びで思いやりを伝えよう

Baby&Kids

独占欲の強い子には絵本やごっこ遊びで思いやりを伝えよう

vol.1557【1日1成長お母さん】言葉よりも遊びの中で思いやりが何かを自然と身につけよう

自分の気持ちを優先してしまう子は、相手の気持ちを想像することが苦手

公園や児童館で遊んでいると、初めて出会うお友だちとおもちゃや遊具を順番に使うということを経験することも多いでしょう。異年齢が一緒に遊ぶ場所であれば、年下の子がいたら優しい気持ちで接してほしいと願いますよね。
頭ではわかっているけれど、自分がやりたい思いが強すぎて、小さい子を気にかけるよりも自分の気持ちを優先してしまう子もいます。
乱暴に見えるかもしれませんが、相手の気持ちを想像することが苦手で慣れていないだけなのです。

人がどう感じるのかを伝えてあげると、気持ちを理解するきっかけとなる

人の気持ちを理解するには共感能力が必要となります。相手の気持ちを想像する力です。
この共感能力は5歳頃から身に付く力です。また、相手の気持ちを理解するためには“自分のしたことが相手の気持ちをうれしくも悲しくもする”と知る必要があります。
子どもが相手の気持ちに気づける遊びを取り入れるのが効果的な方法でしょう。子どもが相手の立場に立って考えられるようになると、優しさや思いやりの気持ちも育ちやすくなります。

言葉で説明するよりも、遊びの中でなら思いやりも理解しやすくなる

5歳のHくんは公園で小さい子を追い抜かして遊具で遊んでしまいます。「小さい子を先にしてあげようね」と声をかけても難しいことが多いです。
お母さんは、思いやりの気持ちを持ってもらいたいと悩んでいました。そんな子には主人公がHくんと同じような行動をするストーリーの絵本を探したり、お話を作って聞かせてあげましょう。
自分と重なる親近感から気づきのきっかけになるでしょう。絵本の中の子の気持ちについて一緒に考える時間を持つのも一つの方法ですね。

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