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体の動きをコントロールできると、心や衝動もコントロールできる

Baby&Kids

体の動きをコントロールできると、心や衝動もコントロールできる

vol.1572【1日1成長お母さん】走って止まる遊びを取り入れて子どもの我慢できる心を育てよう

“たたいた、たたかれた”“取った、取られた”は子育て中によくある悩み

子育て中のお母さんが感じる“困った”ことの中に“すぐに手が出る”があります。
言葉ではなく手が出て、ついたたいてしまう。自分も遊びたくてお友だちの持っていたおもちゃをつい取ってしまう。そんな様子にお母さんは怒鳴ったりたたかないよう押さえつけたりと、しつけに悩むことが多いかもしれません。
子どもが4歳になる前はまだ我慢する力もついていない場合もあります。またしつけよりも子ども自身の生まれ持った気質の影響もあるでしょう。

やんちゃな子のとっさに手をだしてしまう性格は、遊びの中で改善できる

気質とは、子ども自身の生まれ持った性格のことを言います。小さな頃の衝動的な行動は親のしつけよりも、発達段階や気質が大きく関わっています。
子ども自身、とっさの我慢が効かない状態なので、お母さんが“もっと厳しくしてやめさせなければ”と考えるでしょう。
しかし、衝動的な行動を減らすためにできることがあります。とっさに行動を止めるトレーニングを遊びの中に取り入れることです。

グッと我慢することができない子は遊びの中に踏みとどまる動きを入れよう

Kくんはやんちゃな男の子です。気に入らないことがあると、ついお友だちをたたいてしまいます。お母さんはその度にお友だちに謝ったりKくんを押さえたり大変です。
Kくん自身も“しまった”と思うのですが、時すでに遅し。気が付くと手を出してしまっているのです。そこで、お母さんはグッと止まる動きのある“だるまさんがころんだ”で遊ぶことにしました。
最初はうまく止まれなかったKくんですが、徐々にできるようになると、同時にお友だちに対して手が出る回数も少しずつ減っていきました。

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