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心から「ありがとう」や「ごめんなさい」を言えるようになる方法

Baby&Kids

心から「ありがとう」や「ごめんなさい」を言えるようになる方法

vol.1597【1日1成長お母さん】素直にごめんなさいが言える子に育てるには親が見本になろう

素直に「ごめんなさい」を言えるようになるには何が必要?

「ごめんなさいして」と小さな子どもに無理やり言わせているのをたまに見かけることがあります。確かに親としてはほかの人に迷惑をかけたり、相手を傷つけるようなことがあったりすればちゃんと謝ってほしいと思いますね。
もちろん間違っていることは正してあげる必要があります。ですが実際子どもは、なぜ謝らなければならないのか理解ができていないこともあります。
無理やりに謝らせることは逆効果で、謝りさえすれば大丈夫というような誤った感覚を植え付けてしまう可能性もあるのです。

お母さんが「ごめんね」と素直に伝える見本になると子どもの心に響く

Kちゃんはおままごとが大好きな4歳の女の子。よく子育て支援センターにお母さんと遊びに出掛けています。
ほかにもKちゃんくらいのお友だちがたくさん遊びにきていて、おままごとスペースは大人気。Kちゃんは遊んでいたおもちゃのカップを他のお友だちに取られたのでとっさに取り返しました。
すると相手のお友だちが泣き出してしまいました。お母さんはKちゃんが何かしたと思って「ごめんねは?」と言ったのです。Kちゃんは頑なに謝ろうとはしませんでした。

素直に謝れる子に育てるには、まず親がお手本を見せてあげること

先ほどのお話でお母さんはKちゃんに「ごめんね」を言わせようとしたのですが、ほかのお母さんがそのときの様子を見ていて、Kちゃんが全部悪いわけではないのだと知りました。
頭ごなしに「ごめんね」を言わせようとしたことを後悔したお母さんは、Kちゃんに心から「ごめんね」と伝えたのです。するとKちゃんは「いいよ」と笑顔で答えてくれました。
親でも間違ってしまうことはあります。実はそんな時こそチャンス!素直に謝ることで子どもにも「ごめんね」の大切さが伝わるのです。

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