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「バカ」と言うのは他の表現を知らないだけ。気持ちを代弁しよう

Baby&Kids

「バカ」と言うのは他の表現を知らないだけ。気持ちを代弁しよう

vol.1614【1日1成長お母さん】子どもが気持ちを言えるようになるために、表現の仕方を伝えよう

きつい言葉は素直に表現できないだけ。自分を守ろうとしています

お友だちとトラブルが起きて「バカ」「嫌い」「もう遊ばない」などときつい言葉を他の子に使っていると慌ててしまいますね。
きつい言葉を使う子は感情のコントロールが苦手です。イライラすると、きつい言葉を使って自分を守ろうとすることがあります。
問題は自分の感情を素直に表現できないこと。「バカ」と言う言葉が出てしまったら「悲しいからもうやめて」「もう言わないで」と自分の希望を伝えられるように言葉を教えましょう。

仲良しだからこそ悲しい気持ちも倍増。仲裁よりも代弁がおすすめ

HくんとRくんは仲良しのお友だちです。ある日Hくんが遊んでいたおもちゃを「かして」と言いながらRくんが奪ってしまい、「Rくんのバカ」「Hくんなんて嫌い」とお互いに言い合いになりました。
お母さんが「嫌だったんだね」と双方の気持ちを代弁すると静かに頷いたそうです。奪われたことが嫌だった、貸してくれなかったことが嫌だったとそれぞれに理由がありました。
相手の気持ちに気付くと自然に「ごめんね」という言葉が出てまた一緒に遊びだしたそうです。

きつい言葉を使う子どもなりの理由。自分の気持ちに気付いていない?!

HくんとRくんのように、自分が嫌な気持ちだと気付いていないことがあります。子どもがきつい言葉を使った時には、お母さんが「こう言われて嫌だったんだね」「嫌だったからバカって言っちゃったんだね」と子どもの気持ちを言葉にしましょう。
子どもは「嫌だったんだ」と自分の気持ちに初めて気付けます。すると「言われないようにしよう」「違うお友だちと遊ぼう」などと回避する方法を考え、イライラする感情から逃れられます。

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