Baby&Kids
子どもの「できた」が続く習慣づくりは、お母さんの提案力がカギ
vol.1679【1日1成長お母さん】「できた!」の達成感でやる気を引き出し積極性を育てよう
お母さんの提案力を磨いて、子どもの「できた」を簡単に促すコツを知ろう
子どもの毎日は新しい発見に溢れています。見るもの聞くものすべてが新鮮で好奇心に目をキラキラさせる姿は、お母さんの胸をキュンとさせてくれるでしょう。
子どもは遊びながら学びます。その過程で“できた”をたくさん体験できます。ときに、できないことに泣いたり怒ったりもありますが、お母さんに手伝ってもらい乗り越えられることもあるでしょう。
お母さんが子どもをサポートするコツを知り、達成感とやる気を引き出すことで子どもの挑戦する力はアップします。
キーワードは小さな達成感。成功までの道のりは小さな“できた”の積み重ね
子どもに達成感を味わう経験をさせるにはちょっとしたコツがあります。それは“小さな達成感”をたくさん味わえるように、課題の設定を工夫することです。
子どものお着替えなど、大人が2分で済むところを子どもは一生懸命にやって10分かかることがありませんか?大人にとっては簡単でも、子どもにとっては複雑な項目がたくさん積み重なったように感じられるのです。
大人が目標達成までの課題を小さく分けて提示することで、一つ一つを順番にクリアできるようになり“できた”をより多く体験できるのです。
お支度を終えるまでの過程を一つ一つ分けて伝え、子どもの「できた」を促す
Sくんは4歳の男の子です。朝のお支度は自分でやると頑張っています。ある日、Sくんは「お支度終わらない…」と言ってなかなか次に進みません。
そこでお母さんは「まず、カバン持ってこようね」と言いました。するとSくんがカバンを持ってくることができました。
「次はカバンを開けてみよう」「カバン開けたらコップを持ってこようか」と順を追って毎日繰り返していくうちに、「コップの次は何する?」と、自分から考え行動してお支度を終えられるようになりました。
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