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癇癪は思いを伝えたいというサイン。泣く以外の表現を教えよう

Baby&Kids

癇癪は思いを伝えたいというサイン。泣く以外の表現を教えよう

vol.1722【1日1成長お母さん】気持ちを伝えられることで感情のコントロールができる子になる

うまくいかないときは泣き言を言ってもいい。子どもの思いに耳を傾けよう

子どもは3歳になると自分で何でもやりたいという気持ちが強くなります。自立心の芽生えです。しかしやってみたけどできなかったなんてことも多々あります。そんなときは悔しい思い・やりきれない思いを全力で表します。「やだー」と泣きわめくこともあるでしょう。泣き止まない我が子に「泣かないの!」と突き放したくなる日もありますが、子どもの思いにお母さんが耳を傾けることで子どもは感情のおさめ方を学んでいきます。
 

悲しい気持ち・甘えたい気持ちは抑え込まず、しっかり表出させ寄り添う

お母さんの中には強くたくましい子に育ってほしいと考える方もいるでしょう。3歳のRくんのお母さんもその一人。Rくんが少しのことで泣くのでお母さんはイライラしてしまいます。服のボタンを自分で留めるけどできなくて大泣きする、靴を履こうとするけど足が入らなくて叫ぶなど泣く状況は様々あります。感情を素直に表すことは子どもには必要なこと。嫌な気持ちや悲しい気持ちを消化しないと、次へチャレンジするときに不安が残ってしまうことがあります。
 

癇癪は思いをわかってほしいアピール。寄り添う言葉とタッチングをしよう

子どもが泣いたり甘えてきたりしたときには一旦受け止めましょう。「悲しかったね」「頑張っているね」と寄り添う言葉をかけます。時には癇癪を起こすこともあります。そんなときは寄り添う言葉に加えてタッチングをします。トントンと軽く背中に手を当てリズムをとるのです。ゆったりとしたトントンのリズムに合わせるように徐々に興奮が和らぎます。癇癪は自分の気持ちを分かってほしいという子どものアピールです。子どもの思いに目を向けましょう。
 

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