Baby&Kids
自信に必要なのは経験。子どもの可能性を伸ばす子育て
子どもに自信を身に付けさせたい!やりたいことを自由にやらせてみよう
「自信を持って!」と一度は子どもに言ったことはありませんか。この言葉、励ましているつもりで実は要注意!誰しもやったことのないことに“自信”などないのが当たり前です。自信はやり抜く経験をしてこそ育まれる心の成長。子どもには「自信を持ってチャレンジして!」ではなく「ちょっとでいいからやってみよう」と一歩進めるような声をかけることが大切です。まずは子どもが興味を持ったことをさせてみることが、子どもの自信を育む近道となります。お母さんは見守り、サポートしてあげましょう。
やり抜いた先に自信を持って挑戦できる姿がある!まずは何も言わないが鉄則
6歳のSくんは、ピアノを習っています。習いはじめた頃は、先生から新しい課題曲を出されると「難しいから一人じゃできない」とお母さんが付き添って練習することも多く、時間をとられるのでうんざりしていました。そこでSくんが音符を読んで弾くたびにお母さんは「できたね」と声をかけ、一人でできたときには「お母さんが教えなくても、一人で最後まで弾けたね!」と声をかけました。お母さんの付き添う頻度はどんどん少なくなり、しばらくして新しい曲をもらっても自分で取りくみ合格をもらえるようになりました。
経験したからこそ自信を持って取りくむ姿が見られる。経験のサポートが大切
経験したことがないことは、見通しが立たずに不安ですよね。大人よりも子どもの方が経験が少なく、予測力もまだまだ未発達な面も多いでしょう。Sくんは「ちゃんと弾けるようになりたい」という想いの強さから失敗することを怖がり、お母さんや先生のサポートを得ながら「できた」の経験を積みあげていきました。その中で上手くできないときも頑張る気持ち、優しく助けてもらってうれしい気持ちなどの経験を通して自信を身につけ、自分でどんどん挑戦できるパワーになったのです。
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