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手助けはちょっと待った!子どもがやり遂げるのを見守ろう

Baby&Kids

手助けはちょっと待った!子どもがやり遂げるのを見守ろう

vol.1862【1日1成長お母さん】「自分でやる!」をたくさん経験すると社会で生き抜く力が育つ 

「自分でやりたい!」と言ってきたら、社会で生き抜く力を学ぶ絶好の機会

子どもがちょっと難しそうな遊びや家事などを「自分でやる!」と言ったときに「まだ早いんじゃない?」「これは難しいからママが手伝ってあげるね」と言って本人の主張を断ってしまうことはありませんか。子どもに怪我してほしくない、失敗して心を痛めてほしくないとつい心配になって手助けをしたくなりますね。しかし、自分でやり遂げたいという気持ちを叶えてあげることは、社会で生き抜く力を学ぶ絶好のチャンスなのです。

やりたいことだからこそ、自分で考えて行動して最後まで頑張ることができる

子どもは自分でやりたいと意欲が湧いていることに取りくむからこそ、粘り強く最後までやり遂げようと頑張ります。その過程の中で、自分の意思を伝える“表現力”興味を持ったことを試してみる“行動力”関心を持ったことにじっくり取りくむ“探究力”何度も繰りかえして検証する“集中力”など、多くのことを身につけていきます。自分でやりたいという思いを満たすと、自分で考えて行動し、失敗しても諦めずに最後までやり遂げられる人へと成長するのです。

子どもの可能性を信じて任せてみると、親子で達成感を味わうことができる

最近、字が書けるようになった4歳のJくん。ある日、幼稚園で使う新しい上履きにお母さんがJくんの名前を書こうとしたら、「ぼくが書く!」と言ってきました。お母さんはちゃんと書けるのだろうかと心配になりました。しかし、少しくらい不格好でも本人の上履きだと分かればいいだろうと、思い切って任せることにしました。Jくんは真剣な様子で一文字ずつ丁寧に名前を書き上げました。そして、完成した上履きを見て、親子で満足そうに微笑み合いました。

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