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 字が読めたときの対応は、×「頭がいいね」〇「読めたね」

Baby&Kids

字が読めたときの対応は、×「頭がいいね」〇「読めたね」

vol.1867【1日1成長お母さん】字が読めたのは子どもの才能ではなく、子どもが努力した結果

褒め言葉の「頭がいいね」子どもを伸ばしたい人は注意して。実は…

私たち大人は褒め言葉として「頭がいいね」という事があります。例えば、理解力や表現力が高いときなどです。残念ながら、この褒め方は子どもの自信を育める褒め方ではありません。なぜなら、子どもが何かできるようになったときには、必ず努力しています。この努力した過程を伝えることが大切です。これを“褒める”ではなく“認める”と言います。努力を認める声かけは、子どもの頑張る力を引き出します。

子どもには生まれ持った才能を褒められるよりもうれしい言葉がある

子どもを褒めて本当の自信をつけさせるためには、評価の言葉よりも認める言葉をかけることが大切です。「頭がいいね」という褒め言葉は、他者からの評価の言葉でもあります。それよりも、成長した事実や努力の過程をそのまま言葉にして伝えましょう。例えば“頑張ったね”“できたね”などです。子どもはお母さんが自分の頑張りを見てくれている、認めてくれていると感じることで本当の自信を身に付けます。

子どもはお母さんが見た事実を伝えるだけで十分に褒められたと感じる

Tくんは年中さん。手紙のやり取りが大好きです。お母さんは、最初は何と書いているか全く読めなかったTくんの字がどんどん上達していくので「Tくんは頭がいいからたくさん字を書けてえらいね」と褒めました。するとTくんは怒って「僕は頭がいいんじゃない!お手紙書きたいから練習を頑張っているの!」と言いました。お母さんは慌てて「そうだね、頑張っているね」と答えると、Tくんはとても満足そうにうなずきました。

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