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兄弟喧嘩もどんとこい!告げ口をしに来たときは言葉を繰り返そう
vol.1881【1日1成長お母さん】兄弟喧嘩はジャッジなしでお互いの言い分をよく聞こう
兄弟喧嘩の際の子どもの訴えは、聞いてもらうだけで落ち着くことが多い
頻繁に起こる兄弟喧嘩。言い争いや叩き合いになって「お兄ちゃんが叩いてきた」と泣きながら訴えてくるものです。お互い言い分を主張し合い、喧嘩もますますエスカレート。お母さんも“また始まった”とイライラして「もういい加減にして!お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」と言ってしまうこともあるでしょう。しかし、喧嘩の際の子どもの訴えは相手を罰してほしい訳ではなく、ただ思いを共感してもらいたいだけということが多いのです。
兄弟喧嘩はどちらが悪いかジャッジはせずにお互いの言い分を受け入れよう
6歳のNくんと3歳のKくんが兄弟喧嘩をしていました。するとKくんが「お兄ちゃんが叩いた」とお母さんに泣きつきました。お母さんは「お兄ちゃんが叩いたの?」と聞くとNくんは「Kがリモコン取ってきたからだ」と言い分を主張。「Kがリモコン取ってきたの?」と聞くと、Kくんは「お兄ちゃんが先に取ってきた」と言いました。その後も2人の子どもが言ってきたことをそのまま繰り返して聞いているだけでKくんは落ち着いた様子で遊びに戻っていきました。
子どもの話を聞く際は子どもの言葉をそのまま繰り返して聞いていこう
子どもの話を聞く際は「お兄ちゃんが叩いた」と言ってきたら「お兄ちゃんが叩いたのね」というように、子どもが言った言葉をそのまま変えずに、繰り返しながら聞いていくといいでしょう。お母さんが「Kくんがリモコンを取ってきたんだね」「お兄ちゃんが先に取ってきたんだね」と子どもの言葉を繰り返しながら聞いていくうちに“お母さんは僕の気持ちを分かってくれた”という安心感が生まれ、子どもの気持ちも自然と落ち着いていきます。
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