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失敗したくないと挑戦しない子。攻略法を教えてやる気にさせよう

Baby&Kids

失敗したくないと挑戦しない子。攻略法を教えてやる気にさせよう

vol.1892【1日1成長お母さん】備えあれば憂いなし。事前にコツを伝えると動き出せる

失敗が怖い子には、手ほどきして成功するイメージを膨らませてあげよう

失敗するのを極度に嫌がる子がいます。字を書こうとして上手に書けないと「もうやめる!」とかんしゃくを起こす。公園で新しい遊具を見たら「難しそうだからやめておく」と別のところへ行ってしまう。理由を並べて挑戦しない行動は、できない自分や失敗が許せない完璧主義タイプの子に多いです。実は、完璧主義タイプの多くは、人の動きを観察して真似ることを得意としています。そのため、どうすればできるのか手ほどきをして、要領をつかめば進んで挑戦していきます。

期待に応えたいから臆病に。手順やコツを教えて事前準備が整えば行動できる

失敗を恐れて挑戦しない子は、幼い頃から観察力に優れており物覚えの早い子が多いです。なんでもそつなくこなしてきたので周囲から褒められることも多く、みんなの期待に応えようと頑張ります。そのため、みんなの期待に応えられそうにないと思うと、急に臆病になってしまう一面も。そんなときは観察力が優れているのを活かして、手本を見せたり、手順やコツを教えたりするといいでしょう。前もって準備を整えてあげることで、自分にもできそうとやる気が湧いて動き出します。

お母さんといっしょにやってみることで、やり方のコツがわかって自信がつく

4歳のRちゃん。はじめての公園に行ったら、見たことのないアスレチック遊具がありました。お母さんが「やってみる?」と聞くと「危ないからやらない」と言ってやりたがりません。そこで「いっしょにやろう」とRちゃんの手をとってやり方を教えてあげました。「まずは、右足を台にのせてごらん。次は左手で紐につかまって」と丁寧に手順を教えると、物覚えも早くマスターしていきます。そして一度成功したことで自信がついたのか、「もう1回遊ぶ!」とRちゃんは1人でその遊具を挑戦しにいきました。

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