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子どもの噓は自分を守るため。責めずに解決策を考えよう

Baby&Kids

子どもの噓は自分を守るため。責めずに解決策を考えよう

vol.1921【1日1成長お母さん】子どもの嘘は問い詰めNG!言葉の裏にある気持ちを理解しよう 

子どもが本当にあったかのような嘘をついたとき、問い詰めるのは逆効果

「今日は先生がしんどくなったから体操がなくなったの」とまるで本当のような作り話をする子どもがいます。信じていたことが嘘だと分かったとき、親はかなりショックを受けてしまうかもしれません。「どうして嘘をついたの?」と聞きたくなる気持ちにもなります。しかし、子どもは問い詰められると「自分は悪くない!」と自分を守るために嘘に嘘をぬり重ねていくようになるのです。嘘をついたときは怒ったり問い詰めたりすると逆効果になります。 

嘘をついてしまう子に悪気はない。言葉の裏にある気持ちを汲みとろう

嘘にも様々ありますが、自分の非を隠そうとする嘘は自分を守るためのものになります。誰かのせいにする行為も同じところから来ています。偽ったり、誰かのせいにする子どもは失敗することに抵抗を感じている完璧主義なところがあります。嘘をつかれるとお母さんはショックかもしれませんが、それは自分を守るためのもので決して悪気はないのです。言葉の裏にある子どもの気持ちを汲みとり、一緒に解決策を考えていきましょう。 

失敗して誰かのせいにしてしまったときは悔しい気持ちを代弁しよう

5歳のKくんはブロックで遊んでいると、作ったものが倒れて壊れてしまい「(弟の)Yくんが倒した」と泣いています。Yくんは離れたところで遊んでいて、お兄ちゃんのところに行っていないのです。お母さんは今まで「すぐ人のせいにしないの」と叱っていました。ある日「せっかく作ったのに壊れて悔しかったね。ママも一緒に手伝おうか?」とブロックを集めて渡しました。するとKくんはいつもより早く泣き止み、今回は自分で気持ちを落ち着けて、ブロック遊びの続きに取り掛かりました。 

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