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嘘や言い訳は不安から。子どもには無条件の愛情を伝えよう

Baby&Kids

嘘や言い訳は不安から。子どもには無条件の愛情を伝えよう

vol.1927【1日1成長お母さん】親目線の正しさを子どもに押しつけずありのままを受け止めよう

嘘にはいろいろな理由がある、その一つが「お母さんに嫌われたくない」

子どもは発表会や習い事などで失敗したときや、宿題をやっていなかったとき、兄弟げんかをしてしまったときなど、あらゆる場面で言い訳や嘘をつくことがあります。このような場合、要因の一つとして“失敗したらお母さんから嫌われるかもしれない”という不安があることが考えられます。子どもが自信を持って過ごすためには、お母さんが普段からありのままの姿を受け止め、無条件の愛情を伝えることが大切です。

将来の不安よりも、目の前にいる子どもにたっぷり愛情を注ぎましょう

しっかりと育てないと、将来苦労するのではないかと心配になることもあるでしょう。ただ、お母さんの価値観をあまりにも押しつけ、完璧を求めすぎると“完璧でないと愛してもらえないのではないか”と不安になってしまう子もいます。こうなると他者からの評価が気になり、成長してからも生きづらくなる場合もあります。まずは抱きしめながら「お母さんはどんなあなたでも大好きよ」と子どもに惜しみなく伝えましょう。

言い訳はお母さんが失望するのではという不安から。いつも大好きと伝えて

Mちゃんは年中さん。もうすぐクラスでダンスの発表があるので、お母さんは失敗しないようにとMちゃんに家で練習をさせていました。ところが、Mちゃんは失敗すると「ママのせい」「間違ってない」と嘘をついたり言い訳をしたりします。困ったお母さんはMちゃんになぜ嘘をつくのか質問すると「Mちゃんのこと嫌いにならない?」と答えました。お母さんは「成功しても失敗しても、大好きだよ」とMちゃんを抱きしめながら伝えました。それからMちゃんは失敗しても落ち着いて練習ができるようになりました。

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