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怒る前に一呼吸、誰のために「しなさい」と注意している?

Baby&Kids

怒る前に一呼吸、誰のために「しなさい」と注意している?

vol.1943【1日1成長お母さん】お母さんのためなら怒らずに。子どもの思いを尊重しよう

親が叱りたくなる理由は3つ。本当に必要な注意かどうかを考えてみよう

入園が近くなり、しっかりとしつけをしなくてはいけない時期ですね。手を洗いなさい、挨拶しなさい、急ぎなさい。気づけば一日中「しなさい」と注意し続けて、ぐったりすることもあります。そこでちょっと一呼吸、本当にしなくてはいけないことなのかを考えてみましょう。親が子どもを叱りたくなる状況とは次の3つです。まずは子どものため、次に子どもがより良く生きるため、最後はお母さんのためです。お母さんのための注意は、本当に必要でしょうか?
 

叱る前に一呼吸。誰のための「しなさい」なのか考えると不必要な怒りが減る

子どものための「しなさい」はしつけとして必要なことですね。「手を洗いなさい」は子どもの健康のため「挨拶をしなさい」も子どもが良好な人間関係を築くために大切です。「急ぎなさい」はお母さんの予定に間に合うために必要なことです。子どものためと思いながら、実はお母さんの都合で叱ってしまっていることがあるのです。感情に任せて怒る前に、誰のためなのかを整理してみましょう。お母さんのための「しなさい」をやめるだけで、余計なイライラがぐっと減ります。
 

お母さんが子どもにしてほしいことは、怒るよりもお願いするのが効果的

いつも走り回ってわんぱくなKくん、お母さんは毎日叱ってばかりです。ある日、泥んこの靴が洗いあがったので、おしゃれをしてお出かけに。しかし、道の途中で水たまりを見つけたKくんが入ろうとしています。お母さんは思わず「ダメ!」と怒りそうになりましたが、一呼吸おいて考えてみました。ダメなのは洗濯したばかりだからで、Kくんのためではありません。「入ってもいいけど、ママが靴を洗ったばかり。泥んこになったら次はKくんが洗ってくれる?」とお願いすると、Kくんは「うん!」とうれしそうに返事しました。
 

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