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0歳からの形容詞を使った声かけが話し出したときの語彙を豊かに

Baby&Kids

0歳からの形容詞を使った声かけが話し出したときの語彙を豊かに

vol.1947【1日1成長お母さん】赤ちゃんの世界はお母さんがかける言葉で無限に彩られる 

お散歩中のチェック項目に“赤ちゃんにお母さんの声を聞かせる”を追加

まだ話せない月齢の赤ちゃんとお散歩をするときに、お母さんが気をつけていることはありますか?気候に合った服装か、お腹は空いていないかなど色々あると思います。その中に“見たもの、感じたことを言葉で伝える”を付け加えてみましょう。ぜひたくさん話しかけてください。話せない赤ちゃんに何を言ったら良いのかわからないお母さんは“形容詞”を意識して使ってみましょう。おしゃべりができるようになったときに、癇癪を起こす代わりに言葉で伝えてくれるようになります。 

形容詞を意識するためには五感に目を向けるとお母さんの感じる力がUPする

0歳の子どもは聴覚がとても発達しているので、話せなくても聞いています。そして、見るもの全てに興味を持っています。好奇心のかたまりなのです。お母さんが五感(視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚)で感じている世界を、形容詞を使った言葉で伝えてください。「空が明るい。いい匂いがするね。パン屋さんかな。葉っぱがチクチクして痛いね。」などです。子どもはお母さんがかけてくれた言葉をしっかり吸収し、言葉が話せるようになったときに自分の気持ちを伝えられる子になります。

自分の気持ちがお母さんに伝わることで子どもの気持ちは安定する

Tくんは生まれてすぐから激しい癇癪持ちです。大泣きして暴れるのでお母さんはとっても手を焼いていました。お母さんは、お外が大好きなTくんと毎日お散歩三昧。お母さんは「風が気持ちいいね」「今日は暑いね」「雨が冷たいね」とひたすら声をかけながら過ごしました。おしゃべりをし始めるころ、Tくんの癇癪はかなり治まりました。暑い、痛い、悔しいなどの意思表示を言葉でできるようになったからです。Tくんはそれからおしゃべり上手で元気な小学生に成長しました。

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