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【新生児のチャイルドシートの乗せ方】首が傾く?正しい付け方や角度、向きなどを解説!
■新生児をチャイルドシートに乗せる前にチェックすること
新生児をチャイルドシートへ乗せる前に確認するべきこととはなんでしょうか。押さえておきたい3点のポイントを紹介します。
・チャイルドシートの向きは後ろ向きか?
チャイルドシートに新生児から1歳になるくらいまでの乳幼児を乗せるときは、後ろ向きが推奨されています。首が座っていない新生児は、必ず進行方向に対して後ろ向きに乗せてくださいね。「後ろ向きなのはいつまでなんだろう」と疑問に思うママパパもいるかもしれません。後ろ向きを卒業できる時期の目安は、1歳以上で10㎏を超える場合です。「頸椎損傷になるリスクを減らすため」に、後ろ向きが良いと日本小児科学会も発表しています。ちなみに、『LEAMAN(リーマン)』の「カイナ」シリーズは、後ろ向きの時期が終わったら、前向きに付けなおすことで、新生児期から7歳頃まで使えるんです。思いの他高いチャイルドシートを、買い替えずに使い続けられるのはうれしいですね。
・チャイルドシートの角度が適切か?
体に筋肉がまだついていない新生児は、全身ふにゃふにゃです。安全性と赤ちゃんの過ごしやすさを両方叶えるチャイルドシートの角度は45度といわれています。ちなみに45度という角度は、ママのお腹の中や、横抱きされているときの赤ちゃんの姿勢と同じ。大人が見ると、苦しそうに見える角度ですが、赤ちゃんにとっては快適なのです。
もし、チャイルドシートを設置したとき、明らかに角度が急で調節が必要な場合は、チャイルドシートの下にタオルなどを丸めて角度を調節してあげると良いでしょう。
・取り扱い説明書を必ず確認したか?
チャイルドシートの種類によっては、付属アイテムがたくさんあることも。しっかり取り扱い説明書を読んで、使い方・乗せ方を理解しておきましょう。チャイルドシートは、わが子の命を守ってくれる大切なアイテムです。もし取り扱い説明書を読んでも疑問が解決できない場合は、購入したお店や発売元に問い合わせておくと良いですね。疑問や不安を解決して、かわいい生まれたてのわが子を安全に家まで連れて帰りましょう
■新生児のチャイルドシートの乗せ方
チャイルドシートを取り付ける際の確認ポイントがわかったところで、次は正しい赤ちゃんの乗せ方を解説します。
1.チャイルドシートに赤ちゃんを乗せます。
2.赤ちゃんのお尻をバックルに密着させます。
3.バックルを足の間からを出しましょう。
4.バックルをとめて、赤ちゃんの体に密着するようにハーネスの長さを調整します。
5.ハーネスと赤ちゃんの肩の間に隙間ができないように、高さを調整しましょう。
【ポイント】
赤ちゃんとハーネスの間に隙間があると、事故に遭ってしまったときに被害が大きくなってしまうことも。ハーネスが赤ちゃんに密着するように調節してあげましょう。
また、赤ちゃんは日々成長しているため、「ハーネスの通し穴の位置が、いつの間にか合っていなかった」なんてことも。チャイルドシートに赤ちゃんを乗せるときは、窮屈になっていないかなど様子を確認してあげましょう。
ハーネスの通し穴の位置を調節するとき、ついでにチャイルドシートのカバーを取り外して洗うと、赤ちゃんも気持ちよく乗れるかもしれませんね。
■新生児のチャイルドシートの乗せ方のコツ
赤ちゃんもママパパも、まだチャイルドシートに乗せるときに戸惑ってしまう産後1ヶ月くらいの新生児期。そこで知っておくと便利な、乗せ方のコツを紹介します。
・あらかじめ付け方や角度をチェック
取り扱い説明書を読んだり、購入したメーカーのホームページなどの動画を見たり、事前に情報収集する手段はあります。そのような手段で、あらかじめチャイルドシートへ乗せる方法を確認しておくと良いでしょう。また、赤ちゃんの居心地が良い角度は45度。チャイルドシートが45度になっているか、確認しておくと、赤ちゃんを乗せたときにぐずりにくくなるかもしれませよ。
・ベルトを外しておくとスムーズ
チャイルドシートのハーネスやベルトを外しておくと、赤ちゃんをスムーズに乗せられます。チャイルドシートに乗せるだけと思いきや、家から連れて出て、車のドアを開けて、わが子をチャイルドシートに乗せて…。何かと工程が多くて、出発するときにはクタクタなんてことも。
チャイルドシートのベルトを外しておくだけで、車のドアを開けてすぐ赤ちゃんを乗せることができます。少しでもスムーズにチャイルドシートに赤ちゃんを乗せられるように、ハーネスやベルトのバックルを外しておきましょう。
『MAXI・COSI(マキシコシ)』のチャイルドシートの中には、車から取り外してそのまま自宅に持ち込めるものも!家の中で落ち着いてチャイルドシートを装着してから出発できるので、ママパパも時間に少しゆとりができるかもしれませんね。
・シートに背中を密着させる
赤ちゃんの背中がチャイルドシートに、しっかりついているか確認しておきましょう。背中とシートの間に空間があるまま乗せてしまうと、体に密着させたはずのハーネスなどがゆるくなってしまいます。安全にチャイルドシートに乗せるために、赤ちゃんの背中はシートに密着させましょう。
・スピーディーに装着する
ママパパの抱っこから急にチャイルドシートに乗せられると、赤ちゃんがびっくりしてぐずってしまうことも。ハーネスやバックルを付けるときに、手間取ってしまうと赤ちゃんは不快かもしれません。スピーディーに装着して、不快な時間を少しでも短くしてあげましょう。座面が回転して、赤ちゃんの乗せ降ろしをラクにしてくれる回転式チャイルドシートもあります。回転しないチャイルドシートだと、ママパパが車に乗り込んで、赤ちゃんを乗せて…と少し大変。回転式だと、ドアの方に体の正面を向けられるので、無理のない体勢で赤ちゃんを車に乗せられます。
【回転するチャイルドシートの種類】
・『Combi(コンビ)』「クルムーヴ」「ホワイトレーベル」シリーズ
・『Aprica(アップリカ)』「クルリラ」「フラディア グロウ」「ディアターン プラス」「マモリラ」シリーズ
・『joie(ジョイ―)』「アーク360度」シリーズ
・『西松屋』「SmartAngel(スマートエンジェル )アイターンFIXロング NV」「スマートエンジェル ターン・レジェ FIX-ST」
・『AILEBEBE(エールベベ)』「KURUTTO(クルット)」シリーズ
・『RECARO(レカロ)』の「Salia(サリア)」シリーズ など
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