臨月のセックスってしていいの？妊娠中のセックスで知っておくべきことや気をつけることを解説

■妊娠後期、臨月の性行為にまつわる疑問あれこれ

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妊娠後期、臨月のセックスでは、さまざまな俗説を聞いたり疑問が浮かんだりして、判断に迷うことが多いでしょう。
ここでは、臨月におすすめの体位やお迎え棒の俗説など、なかなか人には直接聞きにくい情報について解説していきます。

＜妊娠後期、臨月の性行為にまつわる疑問あれこれ＞

• 臨月におすすめの体位は？
• オーガズムは早産につながる？
• 臨月のお迎え棒に効果はある？
• おしるしがあってもセックスしていい？
• 予定日を過ぎたら、セックスをしたほうがいいの？

それぞれ詳しく見てみましょう。

・臨月におすすめの体位は？

妊婦さんが長く仰向けになっていると、子宮の重さで血管を圧迫して血流が悪くなり、低血圧から顔色が悪くなる・吐き気がするなどの症状を引き起こす恐れがあります。
臨月にセックスを行うときは、女性が横向きになり足を伸ばしながら、後ろから挿入を行う「側臥位（そくがい）」がおすすめです。挿入も浅く、お腹を圧迫することもないため、体の負担も少なくすみます。

・オーガズムは早産につながる？

臨月だからといって、セックスでオーガズムに達しても早産になる根拠はありません。実際の陣痛はさらに強い子宮収縮のため、セックスでオーガズムに達した子宮収縮くらいであれば問題はないといわれています。

・臨月のお迎え棒に効果はある？

出産予定日を過ぎたときにセックスを行うことを「お迎え棒」といいます。精液に含まれる成分には子宮収縮を促す作用があるため、セックスを行うと出産を促すことができるといわれています。しかし、精液が陣痛作用につながる効果は医学的に解明されておらず、根拠には乏しいのが事実。
また、精液の中には細菌が含まれている可能性があり、感染症への感染や赤ちゃんに悪影響を与える可能性があります。縁起を担いでお迎え棒をするとしても、コンドームは必ずつけるようにしましょう。

・おしるしがあってもセックスしていい？

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おしるしがあった場合は、出産がかなり近くなっています。セックスを行うのはダメではありませんが、陣痛や破水がいつ起こってもおかしくない状態です。コンドームは必ずつける、体調が悪くなったらすぐ中断するなどして、無理のない範囲で行うようにしましょう。

・予定日を過ぎたら、セックスをしたほうがいいの？

先述したお迎え棒には、陣痛を促せるというジンクスがありますが、特に医学的根拠があるわけでもないため、予定日を過ぎてもセックスをしたほうがいいということはありません。早く産まれてきてほしいという理由だけでセックスを行うのは控えましょう。
お互いのふれあいのためのセックスだとしても、コンドームをつけること、お腹を圧迫しないようにするなど、お腹の赤ちゃんの存在を忘れずに行ってくださいね。

■臨月でもセックスはできる！体調を優先して無理をせず夫婦仲良しな時間を楽しもう

妊娠後期、臨月のセックスは、体調が良くパートナーとの気持ちが一致しているなら行っても問題はありません。ただし、あくまでもお腹に赤ちゃんがいることを念頭に置いて、コンドームを必ずつけ、体調が悪いときは控えるようにしましょう。産まれてくる赤ちゃんを心待ちにしながら、夫婦二人の楽しい時間を送ってくださいね。