「やだ!」は賢い子の防衛本能。やる気のない子にならないように学びたい欲求を刺激しよう

Baby&Kids

「やだ!」は賢い子の防衛本能。やる気のない子にならないように学びたい欲求を刺激しよう

「やだ!」はやる気がないのではなく、「失敗したくない」という防衛本能


「最近の子どもはチャレンジ精神がない」「やる気がない」「やる前から『できない』としり込みしてしまう」。習い事の指導をしている先生や、お母さんたちからよく聞く言葉です。本来子どもは好奇心の塊のはず。なぜ本能的な「やってみたい!」という方向に行かずに、しり込みしてしまうのでしょうか。それは、賢い子どもの「失敗したくない」という防衛本能です。チャレンジしなければ失敗もしないので、やらないでおこう、というスパイラルに陥ってしまっている状態なのです。

 

「出来た!」という体験で、子どもが本来持っている「学びたい欲求」を刺激しよう


どうしたらそのスパイラルから脱出させてあげられるのでしょう。それは「出来た!」という体験をさせてあげること。そうすることで子どもが本来持っている「学びたい!」という欲求を上手に満たしてあげるのです。子ども自身が「出来た!」と言えるような、子どもにとってちょっとだけ難しく、でも少し努力すれば乗り越えられる課題(“スモールステップ”と言います)を設定し楽しく盛り上げてあげましょう。

 

「できない!」と言う子どもは「上手にできなかったらどうしよう」と不安を感じている


もうすぐ3歳になるA君は、公園の遊具で遊ぶことができません。お母さんが「ブランコに乗ろう」「ジャングルジムに登ろう」と誘っても、「やだ!」「できない!」と座り込んでしまいます。「うちの子、やりもしないうちから『できない』なんて。やる気がないのよ。」とお母さん。A君は、やる気がないのではなく失敗するのが怖いのです。上手に遊具で遊ぶ子どもたちを見て、あんな風にできなかったらどうしよう、と不安になっているだけなのです。

 

“スモールステップ”で小さな「出来た!」を重ねるうちに子どもはやる気に満ちてくる


でも、不安を和らげようと「最初から上手にできる人なんていないのよ」なんて声をかけるのはやめましょう。それよりも、A君が「自分でもできそうだな」と思える簡単な課題を設定してあげるのです。A君は「ブランコにまず座ってみようか」「座れたね!ちょっとだけ足を地面から離せるかな」と“スモールステップ”を設定してあげることで、公園内の様々な遊具を楽しめるようになっていきました。「出来た!」という経験が子どものワクワクを引き出し、やる気で満たしていくのです。

 

今日の1日1成長


「やだ!」「できない!」が多い子どもは小さな「出来た!」体験をたくさんさせよう。
子どもの「出来た!」も1成長、ママの課題設定力も1成長。
玉井ユカコ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

 

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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