
投稿写真:「息子の希大10カ月です」(千秋・33歳)
Baby&Kids
自分で考える子どもにしたいなら、「寒い?どうしようか」と聞いてみよう
子どもはトライ&エラーや「わかった!」をたくさん繰り返すことで学ぶもの
子どもはいつも健康で、楽しく過ごしていてほしい。どんなお母さんでもそう思っています。でも、気をまわしすぎ、先回りしすぎてしまうと子どもはお母さんがどうすればいいか教えてくれるから、と自分で考えて行動することをしなくなってしまいます。2~3歳頃の子どもは自分で体験してみて「わかった!」をたくさん繰り返すことで学び、自分で考えられる子どもへと成長していくのです。「わかった!」に至るまでに失敗することもあります。でもそんなトライ&エラーを繰り返すことこそ、子どもにとっての大切な学びなのです。
気配りママの先回りしすぎは子どもの学ぶ機会を奪ってしまうかもしれません
3歳のAくんのお母さんは、お世話好き。よく気がつくお母さんです。公園で遊びまわり、砂場で山を作りながら「暑い!」とコートを脱ぎ捨てたAくんを呼び寄せ、シャベルを取り上げて「風が出てきたから着ておきなさい」「ほら、手が真っ赤よ。かじかんじゃうから、手袋をしなさい」と慌てて着させます。Aくんは着せられるままになっていますが、せっかく熱中していたお砂場遊びを中断されて不服そうです。集中力と好奇心を結集させて遊ぶのはとても大切なこと。もしかしたらそれをお母さんの気配りが邪魔してしまったかもしれないのです。
子どもが自分で「寒い」と言うまで待ち「どうしようか?」と問いかける
3歳にもなると、もう「寒い。上着着る。」などの主張は出来る年齢です。暑いか寒いかを決めるのは子ども自身の判断にゆだねましょう。体が冷えてくしゃみをしたりしたら、自分で「寒い。」と言いに来るでしょう。ガタガタ震えながらも言いに来なかったら、その時に初めて「寒い?震えているね。どうしようか?」と問いかけてあげましょう。すべて先回りしてお母さんが解決してあげていると、お母さんの指示を常に待つ子どもになります。そして何か起こったときに、お母さんのせいにするようになります。
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