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情報処理能力が高い子ほど、気が散りやすい

投稿写真「息子の碧太6カ月です」(千絵・27歳)

Baby&Kids

情報処理能力が高い子ほど、気が散りやすい

vol.371【1日1成長お母さん】なんでもやりたがるのは情報処理能力が高いから

落ち着きがない暴れん坊は実験が大好きな発明家気質

手が届くものにはなんでもさわり、高いところがあれば必ず登ってしまう。落ち着きがない暴れん坊。こんなタイプの子どもは、とかく「ダメ!」と注意をされがち。でも、大人にはイタズラにしか見えない行動も、「手ざわりはどんな感じなんだろう」「こうしたらどうなるんだろう?」という興味と好奇心の表れから。いわば「実験」している段階です。気が散りやすいタイプ程、たくさんの情報を吸収する能力を持っているのです。

「楽しい」「できた」「わかった」が学びの基本

頭のいい子やスポーツのできる子に共通する学びのパターンがあります。それが「楽しい」「できた」「わかった」のサイクル。「楽しい」とは興味を示し楽しむこと。わくわくする気持ち。「できた」とはとにかくやってみるといった行動力。そして「わかった」とは、経験を知識として身につけ、検証する思考力です。好奇心旺盛な子はこの基本の3つが備わっているのです。

「こうしたら壊れる」「元に戻らない」も子どもには大切な学びの過程

「さわってほしくないもの」はよくよく考えてみると大人の都合だったりしないでしょうか。それを子どもが興味を持つたびに「ダメ!」「さわらないで!」と止めていると、子どもは四六時中注意ばかりされ、わくわくした気持ちを失うことになってしまうかかもしれません。本当に子どもにとって命の危険があるものは子どもの手の届かないところに置くなど予防策は必要です。でもそれ以外のものはできるだけ子どもが興味を持つままに見守ってみましょう。こうしたら壊れてしまう、もう元に戻らない、などを経験することも子どもには大事な学びの過程なのです。

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