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しつけの線引きを曖昧にすれば、聞き分けのない駄々っ子になる

Baby&Kids

しつけの線引きを曖昧にすれば、聞き分けのない駄々っ子になる

vol.445【1日1成長お母さん】しつけは一貫性を保ち接することで、個性や主張を認められます

禁止語・命令語を使わない?ならばどこまで許していいのか迷うもの

子育てをしていると、子どもの自主性や好奇心を尊重したいと思うあまり、迷うことがありませんか?子どもの小さないたずらや悪気のない言動を、どこまで許して何を注意したらいいのか、分からなくなることがあります。近年耳にする“叱らない育児”の線引きが曖昧だと迷ってしまいます。また、「ダメ!」「いけません」などの禁止語をできるだけ使わないように意識すると暴走してしまうのではないかという不安にもなりますね。

その時々で対処をすると“ぐずればいいよと言ってくれる”と学習してしまう

子どもが晴れの日に「長靴を履く」と駄々をこねる。お店のディスプレーに思わず手が伸びてさわろうとするのは、少しくらいいいのかしら?など、様々な主張をどこまでさせて、どれは正すべきか判断に迷うことがたくさんありますね。また止めさせようとしたら泣いて駄々をこねた。だから泣き止ませるために「少しくらいいいわ」と許してしまった。いったいどこで線引きをすればいいのでしょう?

判断能力の未熟な子どもの主張は、意思よりも欲求が強いもの

感情が先立ち制御できない3歳頃までは、頭で判断するよりも気持ちが先走ります。子どもが「○○したい!」と言えばさせるというのは、一見子どもの主張に耳を傾けているようですが、欲求を受け入れているだけなのです。3歳くらいまではその欲求に危険がない限りは見守る姿勢は大切ですが、子ども自身で善い行為かそうでないのかの判断はできていないことをお母さんは理解しておきましょう。

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