FacebookInstagramYouTube
空腹を知らない子どもたち。逆に必死に食事にこだわるお母さん

Baby&Kids

空腹を知らない子どもたち。逆に必死に食事にこだわるお母さん

vol.448【1日1成長お母さん】食事は義務ではありません。力を抜いて楽しい食事を意識しよう

食事で大切なのは“何を食べたか?”ではなく、“どんな気分で食べたか?”

子どもの成長のために食事に気を使うお母さんは多いもの。また食が細いと栄養は摂れていても心配になります。どうにか興味をもってもらおうと食卓が楽しくなるように語りかけたり、食材を小さく刻んだりと、工夫をしますね。自分で食べようとしないならスプーンを子どもの口に運び、何とか一口!と頑張ったり。また最初は穏やかに接していても毎日のこととなるとつい小言も出てしまいます。これでは本末転倒です。

成長過程で食べられる食材や好みは変化する。野菜そのものに興味を持たせて

離乳食の時は野菜も嫌がらず順調だったのに、2歳くらいになると急に食べなくなったというご相談がありました。子どもの五感の発達において、2歳くらいになると味覚が急に発達します。野菜独特の苦みや酸味がわかるようになるのですね。また最初は小さく刻み調理していたものも、形が大きくなったり食材そのものを口にすることもできることで、食べられるものでも拒否をしたりします。

食に対するいい印象を与え、提案と約束でおやつ時間も上手に活用しましょう

お母さんはおやつの量を調整したり、ジュースなどのお腹が膨れる物を制限したりしてすごく頑張っていることでしょう。でもこれではお母さんだけが食事にこだわっていることになります。おやつの時間に「今日の夕飯は○○よ。おやつも食べていいわ。夕飯も食べようね」と少しずつお約束を増やしてみましょう。子どもは欲しいおやつまでも制限や我慢を強いられてばかりでは食に対する良い印象を持てません。

SHAREFacebook
POST
LINELINE