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「すごいね、えらいね」褒めたつもりで逆効果!

Baby&Kids

「すごいね、えらいね」褒めたつもりで逆効果!

vol.450【1日1成長お母さん】「うれしい」などの形容詞をつかってコミュニケーション力を養おう

「すごいね!」「えらいね!」というけれど何がすごくて、何がえらいの?

「お母さん見て!」子どもは大好きなお母さんに褒めてもらいたくて、出来たことに対してアピールをします。どんな子どもでも、また年齢によって、その成長段階によりアピールの仕方も違います。多くのお母さんはこの時の対応に「すごいね!」「えらいね!」と子どもの機嫌を損ねないため、または自信を持たせようとこの2つの言葉で必要以上に褒めてしまいます。

褒めるのではなく「認める」ことで子どもは自信を持ち始める

最近では褒める子育てが良しとされていますが、子どもが機嫌を損ねないためや、行動させたくて褒める。これは「おだて」です。成果のために褒めるのではなく子どもの行動そのままを認めることが大切なのです。お片付けが苦手なKちゃん。お部屋のお掃除をしたことを褒めてほしくてアピールしてきました。お母さんは、次もお片付けをしてくれることを期待して「お片付けしたの?Kちゃんすごいわね!えらいわね!」と声をかけていたそうです。

自分の気持ちを表現できる子に!形容詞は感情表現に必須です

その後お母さんは、お片付けができたKちゃんに対し、Iメッセージを使い気持ちを伝えるよう意識したそうです。「お部屋がきれいになって気持ちがいいわね。お掃除してくれてお母さんもうれしいわ」といった感じです。Kちゃんの行動、お片付けしたことを見たままを伝え、「お部屋がきれい」「気持ちがいい」「うれしい」形容詞をたくさん伝えることでKちゃんは自分の取った行動を認められ、お母さんの気持ちも感じることができますね。

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