Baby&Kids

ただの意地悪だと決めつけないで!子どもなりの理由があるのです

vol.515【1日1成長お母さん】注意の前に子どもの気持ちに寄り添うと、自然と行動が変わります

子どもの行動には理由があります。やめさせる前に受け止めましょう

児童館で遊んでいると、近くにいる赤ちゃんにだけ自分の肩や肘をぶつけながら歩く息子。どうしても止めさせたいので「怪我したら大変だからやめて」と具体的に説明し、注意をしています。お母さんの話には素直に「うん」と言います。「赤ちゃんには優しくする」と分かっているはずなのに、再び目の前に赤ちゃんが来ると同じ行動をします。何度言っても特定の赤ちゃんに意地悪をするのはなぜなのでしょうか?

「まだ3歳だし分からないだろう」と思い込まず、まずは聞いてみましょう

「まだ3歳だし、聞いても分からないだろう」と思っていませんか?3歳になると自立心が芽生えます。大切なものや好きなおもちゃを独占したい気持ちも表れます。人との関わりも広がり経験も増します。その中で嫌な経験が記憶に残ると、同じ経験を避けようとして意地悪に見える態度をとる場合があります。「やめなさい!」という前に「どうしてそうするの?」と聞いてみましょう。自分の行動に責任をとることを教えるチャンスです。

理由が分かれば言葉がけが変わる。オウム返しで共感を示しましょう

「だって赤ちゃん、Yの電車なめなめするから」3歳の子どもの理由はシンプル。「そっかぁ。Y、電車大事だものね」と納得です。以前赤ちゃんがYくんのおもちゃを舐めて、嫌だった経験が記憶に強く残っていたのです。「赤ちゃん、なめなめするのね」と受け入れて繰り返しましょう。“オウム返し”で相手に共感を示すのです。受け入れてもらえたと感じると不安な気持ちが落ち着いて、聞く耳を持つ余裕ができます。

注意しても守れない場合は、オープンクエスチョンで考えさせましょう

すべての赤ちゃんが同じことをするわけではないと教えるのもいいでしょう。しかしお母さんの解釈と子どもの理由が一致しない場合、子どもは注意を聞けません。「どうしたらいい?」と自分で考えさせるオープンクエスチョンを使ってみましょう。「さわられたくなかったらどうしようか?」と質問して自由な考えを引き出します。自分で答えを導き出せた時、行動に移せるようになるでしょう。

今日の1日1成長

子どもの気になる言動は、共感してからオープンクエスチョンで導こう
子どもの問題解決力も1成長、お母さんの共感力も1成長。
國枝愛実(文)(編集)むらたますみ(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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