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1人でごっこ遊び?アイドルになりきることに意味がある!

Baby&Kids

1人でごっこ遊び?アイドルになりきることに意味がある!

vol.555【1日1成長お母さん】子どもの想像の羽根に乗って、一緒に創造性を楽しんで!

女の子はみんな大好き!ごっこ遊びが養ってくれる豊かな感性と社会性

女の子は想像で遊ぶのが得意です。3歳くらいから「私がお母さん」「あなたは赤ちゃんね」など、おままごと遊びが始まります。これは、おままごとを通して家族という社会を追体験しているのです。この経験を通して、お母さんに言われた我が家のルールを繰り返して覚えたり、自分と他の家庭の違いを学習したりします。でも時々、5歳くらいの女の子が1人でごっこ遊びに夢中になっていることがあります。これはなぜなのでしょうか。

女の子には自分の世界がある。突然おとぎ話の主人公になっても驚かないで

5歳のTちゃんはひとり遊びが大好きです。その中でもお気に入りはアイドルやシンデレラのごっこ遊び。鏡の前で覚えた振り付けを踊りながら、アイドルになりきっています。また、お手伝いをお願いした時などは気持ちまでシンデレラになりきって「一生懸命働きます!」と床を拭いてくれます。ごっこ遊びと言えばお友だちとみんなでするものと思うと、1人でごっこ遊びを楽しむTちゃんが心配です。止めた方がいいのでしょうか。

ごっこ遊びの中でこそ、いろいろな能力が育つ。子どもの創造性は無限大!

1人で楽しく遊べるというのは、自立心が順調に育っている証です。自立できている子はお友だちとも上手に遊ぶことができます。1人の時間が多いことを、ことさら心配する必要はありません。アイドルごっこは模倣であり、振り付けを一生懸命覚えることで集中力が育っています。シンデレラごっこはなりきることで、掃除を楽しくする方法を自分で編み出しているのです。その場を楽しむ術を知っている、とも言えますね。

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