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「もういや」「疲れた」まるで挨拶みたいに言うのはなぜ?

Baby&Kids

「もういや」「疲れた」まるで挨拶みたいに言うのはなぜ?

vol.599【1日1成長お母さん】子どもの口癖は身近な人の学習。お母さんの口癖を変えてみて!

「もういや」「疲れた」挨拶がわりに不満を言うのをやめさせたい!

時々、まるで挨拶のように不平不満を言う子を見かけることがあります。何をしてもすぐに「楽しくない」「もう疲れた」そんな風にぐちるのですが、様子を見ていると特に嫌がっている感じでもありません。「じゃあもう帰る?」と聞くとそれも「イヤ」本当に嫌なら対処のしようもあるのですが、どうやら口だけのようです。こんな風にすぐに「疲れた」「イヤ」と言うのをやめさせたいのですが、どう対処すればいいでしょう?

本当に疲れてる?まずは子どもの様子を観察し、本心かどうかを見極めよう

もともとこだわりが強く、自分の興味あること以外はガンとして拒否するタイプの子どももいます。また本当に疲れている場合には言葉だけでなく、愚図ったり行動が遅くなったりなど体にも現れます。ですがこの場合はどうやらどちらでもないようです。まるで挨拶がわりに「あー疲れた」「もうイヤ」などと繰り返す場合は、身近な大人が口癖のように「疲れた」と繰り返し言っている可能性があります。

子どもの口癖は身近な大人の真似。思考を育む口癖は、大人も大事にしよう

モデリングと言って、子どもは身近な人をじっくり観察して学習し、物の道理や習慣を身に付けていきます。お父さんやお母さんの口癖も、子どもは無意識の内に学習します。お父さんお母さんの口癖も子どもはしっかりとモデリングしているのです。口癖は思考を産むと言われます(口癖効果)。「疲れた」ばかり言っていると本当に無気力な人になり、反対に前向きな口癖は前向きな思考を育むのです。

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