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キレない男の子になるコツ!気持ちを言葉に出すことを教えよう
vol.605【1日1成長お母さん】感情表現・問題解決するための言葉を知っているとキレにくい
女の子は人と関わりながら問題解決をする。男の子はとりあえずやってみる
男の子は女の子に比べて、言葉の発達が遅い傾向にあります。女の子は人と関わりながら問題に対処する傾向があるのに対し、男の子は自分でとにかくやってみるという特性があるためです。みかんの皮が上手にむけない時、女の子は「お母さん、みかんの皮どうやってむけばいい?」などと聞いてみます。男の子はぐちゃぐちゃになっても、とりあえず自分でむいてみます。このようなちょっとした積み重ねで言葉の発達に差が出ます。
男の子は言葉で気持ちや状況を上手く伝えられず、トラブルの解決が苦手
子どもがだんだん成長してくると、自分ひとりでは解決できない問題が起きる場合もあります。たとえばお友だちとのトラブルがあった場合、男の子は先生やお母さんに状況を伝えたいのに上手く言葉にできずイライラして暴れたり「もういい!」と言って大泣きしてしまうこともあるでしょう。またトラブルの原因自体も相手に自分のやりたいこと、されたくないことを上手く説明できないためということもあります。
「悲しい」など感情を言葉で表現し共感されると気持ちをコントロールできる
自分の気持ちを人に伝えられるようになると、感情をコントロールすることができます。「お友だちがおもちゃを貸してくれなくて悲しかった」とお母さんに伝え、お母さんが「悲しかったんだね」と気持ちに共感してくれると、気分がずいぶん楽になるものです。気持ちを言葉で伝えられない子は、キレたり泣き叫ぶことでしか表現できません。「悲しい」「寂しい」「悔しい」「嬉しい」など感情を表現する言葉を教えましょう。
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