Baby&Kids
子どもの“苦手分野”が“得意分野”に変わるアプローチ法
vol.610【1日1成長お母さん】お母さんの視点を苦手分野から得意分野に変えるとうまくいく
「これができるようになったら自信がつくはず」足りない部分に執着しない
自信のある子になってほしい。何事にも意欲的に取り組む、チャレンジ精神を持った子になってほしい。そんな風に思っているお母さんは多いことでしょう。だからこそいろんなことをやらせてみて、できないことや苦手なことを克服させたいと頑張ります。「もっとこうしたらできるのに」「毎日やれば簡単よ」など、しっかり監督して苦手を克服させようとしますよね。でも実はそれ、取り組む順番が逆なのです。
苦手の克服が自信を育む。その順番は子どもにとっては高いハードル
“苦手を克服した経験が自信につながっていく”これは事実です。ですがそのために“苦手”にばかり着目し、その克服だけに焦点を絞ってしまうと、小さな子どもにはハードルが高くなります。大人でさえ苦手なことに取り組むには覚悟とパワーが必要です。子どもは忍耐力や意志力がまだそこまで育ちきっていないので、苦手なことをやり続けるには相当なストレスがかかります。では苦手はどうやって克服したら良いのでしょう?
取り組む順番を変えてみよう。苦手の克服より先に“得意を伸ばす”
実は答えは簡単です。“得意なことを伸ばす”ことから始めるのです。不思議に思うでしょうか?得意を伸ばすことと、苦手を克服することには直接の繋がりがないように感じますが、実は密接に繋がっています。得意を伸ばし、それを使って人の役に立つ経験(例えばできない子に教えてあげるなど)が、子どもの自信を伸ばします。自信がつけばいろんなことにチャレンジできます。苦手に対するハードルも下がっていくのです。
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