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準備が遅い子はできない子ではない!成功体験を復元し、繰り返してみよう

Baby&Kids

準備が遅い子はできない子ではない!成功体験を復元し、繰り返してみよう

vol.632【1日1成長お母さん】「早く早く」はお母さんが疲れるだけ。子どもが自ら動きたくなる状況を作ろう。

過去の成功体験〝できた″に目を向ける。〝できない″にとらわれないで

お母さんは毎日時間に追われています。朝起きた時から眠るまで、やるべき事が山積みです。少しでも家事がスムーズに進むように行動しますが、子どもは思うように動いてくれません。むしろ、自分が動いて欲しいと思うときに限って問題が起き動いてくれなくなるものです。怒っても、何を言っても聞いてくれなくてお手上げです。でもそんな時ばかりではないはずです。お母さんも子どもも気分よく行動できた時が必ずあるはずです。

できない時はどんな時?できる時はどんな時?子どもの行動を思い起こそう

S君は毎朝布団から起きたら、家族がいるリビングでもう一度寝るのが大好きです。テレビもついているのでゴロゴロしながらテレビも観ます。ご飯もゆっくり。準備もゆっくり。だからいつも通学班の集合時間にはギリギリ。お母さんは毎日「早くしなさい!」と怒っています。だけどそんなS君ですが、週末の習い事には遅れたことはありません。むしろ、お母さんに「早く早く!」と急かせています。好きな事が待っていると思うと、準備が早いのです。

できた時の行動パターンに注目し、自然に出来るような状況を作ってあげよう

S君は学校に行く時の準備がなぜ遅いのでしょう?可能性として2つあります。お母さんの気持ちを引きたい場合。怒られ慣れしてしまい、好きな事をしている時間の方が大切な場合。S君の場合は、ゴロゴロしている時間やテレビを観るのが大好き。怒られるよりもそちらを優先したいのです。けれど、好きな事が待っていると準備は早くできると言う事がわかっています。ならば、準備が終わったらS君の好きな事をさせてあげる約束をしたらいいのです。

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