
Baby&Kids
子どもの「いやだ!」の主張には「いやなんだね」と同調しよう
vol.671【1日1成長お母さん】子どもの意見に共感し、受け入れた後で解決の提案をしよう
お掃除したいのに「壊しちゃダメ!」子どもの希望を聞き入れるべき?
成長と共に手先が器用になってくると、パーツを組み合わせるおもちゃで色々なものを作り始めます。A君もブロックで色々なものを作れるようになりました。そして、作ったものを一つずつ棚に並べていきます。他のことにはなかなか集中できなかったので、お母さんもうれしく感じ作品を並べていました。ですが、棚のお掃除ができないことに困って「お片付けしてもいい?」とたずねました。A君は「壊しちゃダメ!」と答えます。
一点集中型のタイプのこだわりを否定すると、機嫌を長く損ねるだけです
お母さんは思い切って、A君のいない時にお片付けをしました。気が付かないかもしれないと思っていましたが、すぐに気が付き怒って大号泣です。それからは「壊さないでね」とお母さんに、怒るように言って出かけるようになりました。結果、お母さんはA君の大好きなものを無理やり片付けたことで、長く機嫌を損ねることになってしまったのです。A君のような一点集中型はこだわりが強いです。特に、無理強いは良くないタイプです。
子どもの主張に共感しよう。そのあと一緒に解決方法を提案してみよう
子どもに意見があるときはすぐに否定をせず、思い切って一度子どもの意見を受け入れてみましょう。「そっか、お片付けするのが嫌なのね。じゃあ飾っていてもいいよ」子どもは共感し受け入れてもらうと安心して落ち着きます。その上で「じゃあ、どうしたらお片付けしてくれるかな?」と問いかけます。なかなか方法が思いつかない時は、お母さんが方法を提案をしてみるのも良いでしょう。
主張を受け入れてもらえると安心します。否定すると、こじれます
「写真を撮った後にお片付けをするのはどう?」お母さんは提案しました。A君は笑顔で受け入れました。そして、写真を撮った後に約束通り壊して片付けました。子どもが強い主張をしたときに否定をすると、受け入れてもらおうと主張し続ける場合が多いのです。お母さんの大変な時間を増やす可能性があります。子どもにも譲れない主張があることを理解し、気持ちに共感してあげましょう。共感されることで子どもは安心するでしょう。
今日の1日1成長
子どもの意見には否定より共感。共感した上で納得いく解決方法を選択しよう
子どもの対応力も1成長、お母さんの共感力も1成長。
さかきばら やすこ(文)むらたますみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
竹内 エリカ
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