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子どもの忘れ物を防ぐのは「忘れないで」より「持って帰ってね」

Baby&Kids

子どもの忘れ物を防ぐのは「忘れないで」より「持って帰ってね」

vol.706【1日1成長お母さん】楽しいことが大好きなタイプには、笑顔で短く伝えよう

忘れ物が多い子は、他の子と比較せずその子の特性を見極めて改善しよう

忘れ物が減らない子どもに対して、どう声をかけたら減るのか悩んでいるお母さんは多いでしょう。「忘れ物をしないでね」と声をかけて公園に送り出したのに、やはり忘れ物をして帰ってくるとお母さんはがっかりします。しかし忘れ物をしない子どもだっています。その子を見て「あの子ができるのだから、うちの子もできるはず」そう思うのは自然なことでしょう。ですが子どもの性格が違うので、できることも違ってきます。

理解度も忘れ物の数も子どもによって違う。それぞれに伝わる方法を選ぼう

T君は公園でお友達と遊ぶのが大好きです。寒い冬でも上着を着て、ネックウォーマーをして外で遊びます。しかし、身に着けていたものや水筒を忘れて帰って来るときがあります。お母さんはいつも怒っていました「なんで忘れるの?前もあったよね?何度も言ってるよね?今年で何本失くしたの?」T君にはお兄ちゃんがいますが、お兄ちゃんは忘れ物をしません。なぜ兄弟でこんなに違うのかお母さんには不思議でした。

ニコニコ愛想の良いタイプは忘れん坊。特性を理解すると対応が分かる

子どもには持って生まれた気質があります。気質とは、いわゆる個性です。キッズコーチングでは気質を5つに分類しています。T君はいつもニコニコ愛想が良く誰とでも仲良しです。お友達もとても多く、お母さんにとってもT君の笑顔は幸せを感じさせてくれます。反面楽しいことに常にアンテナをはっているため、長い話や難しい話などはあまり聞いていません。そのため、比較的忘れ物が多くなりがちです。

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