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思いやりを育むたったひとつの方法。人に優しくされること

Baby&Kids

思いやりを育むたったひとつの方法。人に優しくされること

vol.690【1日1成長お母さん】人の気持ちが想像できる5歳までにたくさん優しさを与えよう

人生を豊かに彩る思いやりの心。人に優しくできる子になってほしい

「思いやりのある子になってほしい」「人に優しくできる子になってほしい」と願うお母さんは多いでしょう。小さな子にはおもちゃを貸せるようになってほしいし、泣いている子には励ましや慰めの言葉をかけられるようになってほしい。思いやりがある子は人に恵まれ、人生が豊かになります。そう思うからこそ、思いやりの心を育てようとお母さんは言い聞かせるのです。「小さい子には優しくね」「みんなで仲良くしてね」と。

どうして小さい子に優しくしないの?お母さんの心配は時期尚早

4歳になったばかりのN君は、とても頭の回転が早く、物事の理解力が高い子です。周りの人にも「賢いね」「さすがね」と言われることが多いのですが、お母さんにはひとつ気になることがあります。こんなに何でも周りの子よりできるのに、どうしてか小さい子に優しくないのです。おもちゃや遊具も譲れないし、面倒を見るということもありません。お母さんは「そこさえ直せば言うことないのに」と心配しています。

心の育ちには順番がある。思いやりの気持ちは5歳ごろから少しずつ育つ

実は、人の気持ちを推し量ったり“こうしたらこうなる”というように先のことを考えて行動したりする脳の働きは、4歳を過ぎてから少しずつ発達してきます。特に人の気持ちを考え、思いやりをもって行動できるようになるのは5歳頃と言われています。それまでは自分の行動と人の気持ちを関連づけて考えるのは難しいのです。決して優しさがない、意地悪な子どもという訳ではありません。お母さんは安心してくださいね。

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