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4歳は我慢を練習する時期。「ダメ」の妥協を教えず協調へと導く

Baby&Kids

4歳は我慢を練習する時期。「ダメ」の妥協を教えず協調へと導く

vol.698【1日1成長お母さん】今の子どもが待てる程度の時間から、待つことに挑戦させよう

我慢できる子になってほしいと思ったら、まずは「待つ」ことから教えよう

4歳頃になると、子どもはわがままを言うようになります。 お母さんにとっては育てにくさを感じる時期ですが、我慢の心を育てるチャンスでもあります。我慢の心を育てるのは、要求を拒否し叶わない経験をさせるのではなく、まずは「いいよ」と受けとめ「~したらね」と条件を提示します。願いが叶うまでに時間がかかるという経験から、我慢の心が育っていきます。

わがままを言ったら買ってもらえることを、子どもはわかっています

4歳のKくんは、お母さんとスーパーに行くたびに「お菓子を買って」とねだります。「ダメ」と言われたくKくんは大声を出して泣いています。どうしようもなく買ってしまうお母さん。Kくんは泣き止みますが、このままでは我慢ができない子どもになってしまいそうで心配です。“次は泣き落としに負けない!”と心に決めて「いいよ。全部の買い物が終わったらね」と少し待つように優しく伝えました。その意志を貫き約束を守ることが大切です。

子どもの行動はすべて、今までの経験によって学んだ成功法則なのです

子どもの中にある“泣き叫ぶと買ってもらえる”という考えは書き換えていきましょう。「いいよ」と受け入れた後は、今子どもが待てる程度の具体的な時間や日にちをはっきり伝えます。全部の買い物が終わったら…が守れるようになったら、明日になったら…と少しずつ待つ時間や日数を増やしていきます。明日が日曜日になり、だんだん今日は買えない日…と理解できるようになります。「約束を守れて嬉しいわ」と小さな我慢を認めてあげましょう。

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