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我慢を身につけていくとき、まず初めに挑戦していくことがあります
vol.749【1日1成長お母さん】待つことで自分の願いが実現する体験を、たくさんさせよう
我慢を学ぶ4歳児、待つこともその一つ。できる時間から始めてみよう
我慢できる子に育てたかったら、まずは“待つ”ことから教えてあげましょう。始めから長い時間を設定するのではなく、子どもが待てる時間から始めます。そしてその子の成長に合わせて、少しずつ延ばしていきましょう。始めは少し待てば叶うことから体験させてあげます。待つことを学ぶために、少し頑張ればできそうな時間や日にちからがポイントです。始めから無茶な条件を付けて、心をくじかないよう心がけます。
少し待てば子どもの欲求が実現する体験は、お母さんとの信頼関係にもなる
夕食後の洗い物をしているお母さんに「見て見て!」とかけよるRちゃん。「ダメダメ後でね」と伝えたいところですが「いいよ。あと5つ洗ったらね」と伝えます。「1つ、2つ…最後の5つです」と伝えながら、終わったら「待っててくれてありがとう」と子どものして欲しいことに真剣に向き合ってあげます。時間の理解がない年齢は待つ時間の過程を、お母さんの今していることで伝えると安心して待てることもあります。
“お母さんは必ず自分の気持ちを受け止めてくれる”この確信が我慢を育てる
我慢とはあきらめることではありません。自分の願いを実現するためにすることです。我慢することで、願いが叶う、努力すれば思いが実現する。そんな積み重ねが子どもの自信になります。待てば自分の欲求が叶えられることを学ぶために、お母さんは「ちょっと待ってね」「後でね」の後に“必ず”子どもと真剣に関わってあげましょう。お母さんがいつも自分を見てくれる事に安心し、待つことで自分の欲求が叶えられると学びます。
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