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優しい子は新しい環境が苦手。「いつか慣れる」と気楽に捉えて

Baby&Kids

優しい子は新しい環境が苦手。「いつか慣れる」と気楽に捉えて

vol.750【1日1成長お母さん】馴染むのに時間がかかるだけ。子どものペースを見守って

なかなか馴染めなくても「性格を変えてあげなきゃ!」と思わなくて大丈夫

保育園や幼稚園に入園したり、新しい習い事を始めたりしたときに人見知りをする子どもがいます。なかなかお友だちに馴染めなかったり、上手く先生ともコミュニケーションが取れないということがあるでしょう。お母さんは「なんでこの子はこんなにも気が小さいの?」「コミュニケーション能力が低いのかしら」と心配になってしまうかもしれません。それでも「この子の性格を変えてあげなきゃ!」と考えなくても大丈夫なのです。

生まれつき五感が敏感なタイプの子は、色々なことが気になってしまう

子どもは生まれながらにして性格を持っています。それを気質といいます。キッズコーチングではそれを5つのタイプに分けており、そのひとつに“デリケートタイプ”があります。デリケートタイプは五感が敏感で“感覚性”が高いのが特徴です。他の人では気が付かないような人の表情やその場の空気などを察知することができます。そのため色々なことが気になってしまい、新しい環境に馴染むのに時間を要するのです。しかしずっと馴染めないのではありません。

感覚性が高いのは長所。人の気持ちがよく分かり、優しい心を持っている

このタイプの子どもは、新しい環境に馴染むのに時間が掛かるだけです。慣れてしまえばお友だちもできますし、努力して能力を発揮します。そして感覚性が高いのは、デリケートタイプの長所です。それは人の気持ちが手に取るように分かるからです。悲しい気持ちの人に寄り添ったり人を傷つけるようなことは言わないなど、とても優しい性格です。また敏感さを持つため、お母さんが「こんなに人見知りで、この子は大丈夫なの?」と心配しているとそれを察知します。

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