FacebookInstagramYouTube
お食い初めの準備はどうする?基本の献立や手順をチェック

出典:photoAC

Baby&Kids

お食い初めの準備はどうする?基本の献立や手順をチェック

赤ちゃんが生まれてから1年間は、さまざまな行事があります。一般的に、生後1カ月頃に行うお宮参りの次は、生後100~120日で行うお食い初め。お食い初めとは「赤ちゃんが一生食べる物に困らないように」との願いを込めて行われる行事です。古くから伝わる伝統的な儀式で、さまざまな決まりごとがあります。それでは、お食い初めに向けて準備するものや当日の手順などを確認していきましょう。

■お食い初めの基本知識!事前に準備しておくものは?

ホテルや食事処でお食い初めをする場合は予約をすれば準備完了ですが、自宅でする場合にはどんな事前準備が必要なのでしょうか。

・みんなのお家では誰が準備している?

出典:「2018年4月出産♡育児キロクと日々のあれこれ Powered by Ameba」

お食い初めを自宅でする場合、料理はママが準備することが多いようです。基本の献立は後ほどご紹介しますが、お食い初めの準備は少し時間がかかるかもしれません。小さい赤ちゃんがいると思うように料理ができないこともあるので、前日のうちにある程度は仕込んでおくと安心ですね。両家の親族を招待する場合は、お食い初め膳とは別に大人用の食事も用意しなければなりません。お食い初めの日程と参加者は早めに確認しておくほうがよさそうです。

・歯固め石の用意も忘れずに

出典:「ローズマリーのブログ Powered by Ameba」

お食い初めの儀式には、歯固め石が必要です。「歯が丈夫になるように」との願いを込めて、できれば丸い石を用意します。お宮参りの際にもらえることもありますが、河原や神社で拾ってきたものでも問題ありません。梅干しを歯固め石に見立てて使う人もいます。

・食器は母方の実家が用意する

出典:photoAC

お食い初め用の食器は、一般的にママ側の実家が贈るものとされています。しかし場合によっては、義母が「用意したい」と申し出てくれることもあるでしょう。孫を大切に思ってのことなので、一般的な風習にこだわらずにお言葉に甘えるのもいいかもしれませんね。お食い初めの食器は、本来は家紋入りの漆器を使うのが正式です。赤ちゃんが男の子なら朱塗りのものを、女の子なら内側が朱塗りで外側が黒塗りのものを使います。

また最近では、離乳食がはじまってからも使えるような、ベビー用の食器セットをお食い初めに使う家庭も多くなっています。

■お食い初め膳のメニューは?基本の献立をご紹介

それでは、お食い初めの基本的な献立や当日の手順をご紹介します。

・5品の料理と込められた意味

お食い初めの献立は、5品の料理を準備します。・ご飯…お祝いごとなので赤飯が一般的。魔除けの色とされる赤い色は、健康を願うものです。たけのこご飯や栗ご飯を用意することもあります。・椀物…吸い物を用意します。よい縁にめぐり合うようにと願いを込めて、はまぐりの汁が基本です。・煮物…すくすく育つことを願うたけのこ、長寿や見通しのよさを意味するエビやれんこんなどを使って用意します。・香の物…長寿を願う梅干しや、紅白なますを用意します。漬物でも構いません。・鯛の姿焼き…お祝いごとなので、お頭付きの鯛を用意します。

・赤ちゃんに食べさせる手順

出典:「2017.9出産♡兄妹2歳差 育児Blog〜ワーママ育休中〜 Powered by Ameba」

食べさせる儀式は、身内で最年長の人が行い長寿にあやかります。赤ちゃんが男の子なら男性の、女の子なら女性の年長者にお願いしましょう。食べさせる順番は、ご飯→吸い物→ご飯→鯛→ご飯。この流れを3回繰り返します。最後に、歯固め石に軽く当てた箸を、赤ちゃんの歯茎にも当てたら終了です。100日頃でお食い初めをした場合、まだ赤ちゃんは離乳食もはじまっていません。実際に口に入れるのではなく、食べさせるマネをしましょう。

・お食い初め膳の正しい並べ方

出典:photoAC

お食い初め膳は、手前の左側にご飯・右側に吸い物を、奥の左側に煮物・右側に香の物を並べるのが基本です。歯固め石や梅干しは、中央に並べます。お頭付きの鯛は、別の皿に盛り付けましょう。

■料理が苦手…だけど自宅でお食い初めをしたい!そんなときは?

お食い初めは、さまざまな準備が必要です。ただでさえ小さな赤ちゃんがいると日々の家事もままならないのに、料理が苦手な方にとってはお食い初めの準備はとても大変なこともあります。そんなときは無理せず、実母や義母にお願いして料理を分担してもいいかもしれませんね。また、お食い初めは献立が決まっているのでブログなどで人気のレシピもたくさん掲載されていますし、通販でお食い初め用のセットも販売されています。そういったものも活用してみましょう。時期にこだわらず、もう少し大きくなるのを待ってからお食い初めをする人もいます。

SHAREFacebook
POST
LINELINE