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園での出来事が気になる?質問するよりずっと子どもに伝わる方法

Baby&Kids

園での出来事が気になる?質問するよりずっと子どもに伝わる方法

vol.826【1日1成長お母さん】「汗かいたのね」見たまま伝えるだけで子どもの記憶の箱が開く!

離れているからこそ聞きたい親心だけれど、知りたいなら質問攻めはNG

年少さんも幼稚園にも慣れて、そろそろお友だちとも仲良く遊べるようになってきた頃。お母さんは毎日子どもがどんな風に過ごしているのか知りたくてウズウズしますよね。「何をして遊んだかしら?悪さをして叱られていないかしら?」そばで見られないからこそ気になるものです。お迎えの後、手を繋いで家に帰りながらこう聞くかもしれません。「今日は幼稚園どうだった?」と。

「忘れた!」は今このときを楽しんでいるから。肯定的に受け止めよう

「どうだった?」と聞かれた子どもはおそらく「楽しかった!」と言うでしょう。次の言葉を引き出したくて「何が?」と聞くのに、返ってくる答えはいつも「全部!」「忘れた!」様子を知りたいお母さんはあの手この手で聞き出そうとしますが、思う答えは返ってきません。実は3歳くらいの子どもには、記憶の力があまり育っていません。「忘れた!」というのは面倒くさがっているのではなくて本当なのです。

3歳は記憶の力が育っていない。無理に聞き出そうとしないことが吉

そもそも時間軸がはっきりしないため、子どもは過去のことや未来のことを順序立てて考えることができません。何をしたか思い出そうとしても、今日のことなのか昨日のことなのかが曖昧なのです。無理に聞き出そうとあれこれ質問するのは禁物。お母さんの求める答えをと焦り、適当に嘘をついてごまかしたり「全部って言っているでしょ!」と短気を起こしたりします。

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