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アフガンのおくるみは乳児期の万能アイテム!用途や選び方は?
■おくるみ(アフガン)とは?
おくるみ=アフガンについて、基本のことから選び方まで詳しく見ていきましょう。
・おくるみはなぜ必要?
おくるみ(アフガン)は
1.体の安定しない赤ちゃんを安全にくるみ、安定した姿勢を維持させる
2.包み込むことで赤ちゃん自身にも安心感を与える
3.体温調節の能力が未熟な赤ちゃんを保温する
というような役割を担っており、低月齢の赤ちゃんがいるママにとって、とても役立つアイテムです。
おくるみとアフガンは、呼び方は違いますが用途はいっしょです。アフガン編みで編まれたものをアフガンと呼びます。アフガン編みは伸縮性がなく、伸びないのでまだ体がふにゃふにゃの赤ちゃんをくるんでおくのに最適なのです。
・おくるみはいつまで必要?
おくるみは首据わり前の赤ちゃんを包み込むことで不安定な首を安定でき、新生児から首が据わるまでの間に役立ちます。
くるんで使うとなると低月齢のうちだけになりますが、その後もお昼寝のときや体温調節のために体に掛けてあげるなど、何かと使用する機会はあるはず。1枚持っていれば、必ず役立つでしょう。
・春夏秋冬、季節問わず必要?
おくるみは季節を問わずに使用することができますが、特に寒い時期に重宝します。冬生まれの赤ちゃんには必須と言っていいかもしれません。
前述した通り、赤ちゃんは体温を調節する機能がまだ未熟なので、おくるみでくるんで保温してあげることで冷えを予防することができます。
反対に、夏場はくるんだ状態のままにしておくと汗をかき、あせもになってしまう可能性も。クーラーがききすぎて寒い室内では、冬場同様に保温をしてあげるといいでしょう。室内の温度や赤ちゃんの様子を見て、適切に使うことも大切です。
・おくるみは何枚いるもの?必要枚数は
おくるみは赤ちゃんの姿勢を安定させるために使うだけであれば、使用期間は短いです。そのため1枚あればじゅうぶんなのですが、お昼寝用のタオルケットなどとしても使いたいならば、洗い替えにもう1枚持っていてもいいでしょう。
使用頻度が高く、よだれなどで汚れることが多い…という場合も、洗い替えが必要かもしれません。
・おくるみの使い道
おくるみは赤ちゃんをくるむ以外にも、前述したようにお昼寝用のブランケットとして使用することが可能です。ほかにも、さっと肩にかけて授乳ケープとして使ったり、外出先で直接赤ちゃんを寝かせたくないときに下に敷いたりと、工夫次第でいろいろな使い道があります。
「首が据わったからもう必要なし」などと思わずに、使い方を工夫すれば、いつまでも活用することができますよ。
・おくるみの基本的な巻き方とおすすめの巻き方
おくるみは、基本的に赤ちゃんの手足が出ないように巻きます。くるんだ後抱っこしたときに安定感がなくては意味がないので、ゆるまないようにしっかりめに巻くのがポイント!
おすすめしたいのは“おひな巻き”と呼ばれる巻き方で、この巻き方は赤ちゃんの手足をひとつにまとめた状態(足はあぐらをかくようにM字)にして体全体を包み込む巻き方です。お母さんのお腹の中のように包み込むことで赤ちゃんに安心感を与えることができ、おひな巻きをした赤ちゃんは大人しくなり、良く寝るのだとか。
ただし、赤ちゃんが転がる可能性があるので、目の届く範囲で実践してくださいね!
・おくるみを選ぶ際のポイント
おくるみは肌の敏感な赤ちゃんが使うものです。できるだけ肌触りが良く、刺激が少ないものを選ぶようにしましょう。
生地で選ぶのなら夏は通気性が良く、汗も吸収するガーゼ生地のものを。肌寒さを感じる春先や秋口は厚手のコットン生地のものやパイル生地のものを。冬は保温性の高いフリース生地を選ぶといいでしょう。
抱っこひもの使用頻度が高いのであれば、足が分かれているタイプのおくるみを選んでもいいと思います。赤ちゃんをくるんだ状態で、そのまま抱っこひもに入れることができて便利ですよ!
■おすすめのおくるみ
おくるみの基本的なことが分かったところで、おすすめのおくるみを紹介します。
・『aden+anais』のおくるみ
イギリス王室でも御用達の『aden+anais(エイデンアンドアネイ)』のおくるみは、バリエーションの豊富なかわいい柄が巷のママたちの間で人気を集めています♡モスリンコットンと呼ばれる素材で作られており、細かい織目と通気性の良さが特徴。柔らかい肌触りなのに耐久性があるため、赤ちゃんのおくるみにぴったりの素材なのです。
・『Modern Burlap』のおくるみ
『Modern Burlap(モダンバーラップ)』は白黒のモノトーンでデザインされたおくるみです。実は白と黒のパターンは、視力の低い低月齢の赤ちゃんの脳に強い刺激を送ると言われているのです。
子どもの興味を引くおくるみであると共にデザイン性も高く、ハイセンスなママたちに支持されています。カレンダータイプは、記念日の撮影にもぴったりです♡
■おくるみを作ってみよう
おくるみは、難しい工程がなく裁縫初心者でも簡単に手づくりができます。赤ちゃんへの初めての手作りプレゼントにいかがですか?
・手作りの方法
まず生地は、赤ちゃんの肌に優しいものを選びましょう。コットン、厚手のガーゼ(ダブルガーゼ)、ワッフルの生地がおすすめです。ダブルガーゼは柔らかいので、アイロンや待ち針でよれないように気をつけてください。
サイズは表布、裏布それぞれ90センチ+縫い代3センチ。中表にして縫い代を縫い、返し口を開けておきます。返し口から生地を返したら、四方をぐるっと縫うだけ。真っすぐ縫うだけなので、裁縫が苦手な方でも難なく作ることができますよ!
ちょっとこだわりたいのなら、フードや飾りをつけるのがおすすめ。世界にひとつだけのおくるみになるでしょう♡
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