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ピンチはチャンス!子ども同士のトラブルこそが自立への近道
子どものトラブルはお母さんにとってショックなもの。質問の仕方に工夫を!
保育園や幼稚園に行くようになったら、子どもはお友だちとトラブルを起こすことがあるでしょう。「今日A君に叩かれたんだ」なんて言われたらお母さんはビックリしてしまいます。「どうして叩かれたの?何をしていたとき?先生は見てなかったの?」と矢継ぎ早に質問をしてしまうかもしれません。こんなことがあったら、子ども以上にショックを受けるのはお母さんですよね。でもちょっと冷静になって、質問の仕方を工夫することが大切です。
些細なトラブルであれば、子どもに自分で解決する力をつけてあげよう
子どもが成長すればするほど、お母さんと離れて過ごす時間が増えてきます。小学生になると登下校の時間など、誰も大人がその場にいないという場面もあります。そんな時に必要なのは、子どもが自分自身でトラブルを乗り越える力です。もちろんひどい怪我をしたり、いじめの可能性がある場合などは大人が出て行って解決に導く必要があります。しかし日常で起きるケンカ程度であれば毎回お母さんが関与するよりも、子どもに自分で解決する力をつけてあげると良いでしょう。
まずは子どもの言葉を繰り返す、それからその場に応じた質問をしよう
ここで有効なのが“RQR法”というコーチングテクニックです。最初のRは“リピート”です。子どもの言葉を繰り返すという意味です。「A君に叩かれた」と子どもが言ったら「A君に叩かれたのね」と繰り返します。そうすると子どもは「お母さんがちゃんと聞いてくれた」と安心するのです。リピートは子どもが何も言わなくなるまで続けます。子どもが話し終わったら、次にQである“クエスチョン”を使います。その場に応じた質問をするのです。「あなたはどうしたい?」といった感じです。
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