出典:@ ito_0306nさん
Baby&Kids
授乳は母乳派?ミルク派?それぞれのメリットやデメリットをおさらい
■母乳かミルクかどちらにするか決めていますか?
すでに子育てをスタートさせているママたちは、母乳育児にするのかミルク育児にするのかを、どのように決定したのでしょうか。
・あなたは母乳とミルクどちらで育てますか?
“母乳・ミルク”どちらで育てるのかは、ママがどのように子育てをしていきたいかによって変わります。ママの希望だけでなく、さまざまな要因によって自然と母乳かミルクかが決まってくるケースも少なくありません。母乳が出にくい場合はミルク育児に、母乳がよく出る場合は母乳育児にといった具合に、どんな体質かによっても、母乳にするのかミルクにするのかが変わってきます。
・それぞれの場合に考えられるメリット・デメリット
母乳育児の場合も、ミルク育児の場合も、それぞれにメリットデメリットあります。母乳の場合のメリットは、何と言ってもコスパがいいところ。ミルクのように、哺乳瓶や粉ミルクなどを用意する必要がないので、ミルク育児にかかる費用に比べ低く抑えることができます。デメリットとしては、ミルク育児のように他の人が変わってあげられないことです。ママがいなければ赤ちゃんはお腹を満たすことができないため、ママは常に授乳時間を頭に入れておかなければいけません。一方ミルク育児のメリットは、家族の誰でもが授乳できること。ママが不在の際にも、家族の誰かが赤ちゃんの空腹に対応することができるので、ママがいなければどうにもならないという状況を防ぐことができます。デメリットは、コスト面とお出かけの際に荷物が増えてしまうこと。粉ミルクや哺乳瓶を買うコストがかかる上に、お出かけの際は哺乳瓶・粉ミルク・お湯を入れておく水筒を持ち歩く必要があります。母乳のママに比べて大荷物になってしまうのは、ミルク育児のあるあるです。
・母乳の場合とミルクの場合の授乳間隔は?
授乳間隔については、赤ちゃんの月齢によっても異なりますが、新生児期で母乳の場合は2時間~3時間。ミルクの場合は3時間以上あけて、次の授乳タイムとなります。母乳の場合は赤ちゃんが泣いたらあげることになるので、授乳間隔はあってないようなもの。ミルクの場合は母乳よりも消化に時間がかかるので、赤ちゃんが泣いても授乳間隔はできるだけ守らなければいけません。母乳の場合もミルクの場合も、赤ちゃんが飲まないときは無理にあげず、様子を見ながら授乳をしてあげましょう。
・母乳やミルクの適切な量って知ってますか?
生まれて間もない赤ちゃんの場合、母乳なら赤ちゃんが泣くたびに授乳しても問題がないと言われています。母乳量の計算方法としては、「生まれた日数×10+10」が基本に。新生児の胃は、約50mlを飲むのが限界だと言われています。生後1ヵ月になると、90~150mlほど飲めるようになるものです。母乳の場合はあまり量を意識せず、赤ちゃんが欲しがるままにあげましょう。ミルクの場合は、新生児期の赤ちゃんで1回あたり80~120mlが目安となります。回数的には、1日7回ほどが基本に。1ヵ月を過ぎるころには、120~160mlほどが目安となり、回数も1日6回ほどになります。同じ月齢でも、母乳やミルクを飲む量には個人差が生じるものです。足りない場合は少し量を足すなどして、赤ちゃんに合った量をあげてください。
・赤ちゃんがむせる場合はどうしたらいい?
授乳のときに赤ちゃんがむせてしまうと、「大丈夫かな?」と心配になってしまうママも少なくありません。赤ちゃんがむせてしまった場合には、赤ちゃんの呼吸状態や表情を確認し、上体を少し起こしてあげましょう。げっぷをさせるような体勢にして背中をさすってあげると、むせている状態が落ち着きやすくなります。ママはあわてずに、落ち着いて赤ちゃんを安心させてあげましょう。
■粉ミルクの基本的な作り方をおさらい
新米ママたちにとって、ミルク作りは育児がスタートして最初に直面する壁といっても、過言ではないもの。正しい作り方をマスターして、赤ちゃんのお腹を満たしてあげましょう。
・知ってるようで知らない粉ミルクの作り方
粉ミルクを作る際は、まず最初に手をきれいに洗いましょう。消毒した哺乳瓶を準備したら、70度から80度のお湯を用意してください。必要な量の粉ミルクを哺乳瓶に入れたら、出来上がり量の半分くらいまでお湯を注ぎ、粉ミルクを溶かしましょう。粉ミルクがしっかりと溶けたら、湯冷ましor調乳用の水を完成量まで注ぎます。哺乳瓶のふたをしっかりとしめ、哺乳瓶を流水にあてながら人肌の温度まで冷まします。手の甲に一滴垂らして温度に問題がなければ、赤ちゃんに授乳してあげてください。
・赤ちゃんが飲むミルクの温度はどれくらい?
ミルクを赤ちゃんに飲ませるときは、40度前後がベスト。40度は“人肌の温度”と言われるくらいの温度なので、赤ちゃんにとっても熱くなく冷たくもない、ちょうどいい温度となります。粉ミルクを溶かす際に使用するお湯は、雑菌を死滅させるためにも、70度以上が推奨されています。赤ちゃんへ授乳する直前には、必ずママの手首や指の間など、皮膚の薄いところで温度確認をしてから、赤ちゃんの口に入れてあげてください。
■母乳・ミルクは赤ちゃんの様子を見て臨機応変に対応しよう
離乳食が完了期を迎えるまでは、赤ちゃんにとっての栄養源となる母乳やミルク。赤ちゃんによって一度に飲める量や間隔なども少しずつ異なってくるので、慣れるまではなかなかペースをつかめないというママも多いことかと思います。赤ちゃんの様子を観察しながら、授乳を進めていきましょう。
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