Baby&Kids

子どもを自立に導くには「どうしたい?」とたずねて考えさせよう

vol.933【1日1成長お母さん】依存型人間にならないために、3歳から自分で考える訓練をしよう

言うことをよくきく子は育てやすい一方、考える習慣が身に付きにくいことも

お母さんや周りの人に言われたことを何でも素直に聞き入れるタイプの子どもは、とても育てやすいでしょう。保育園の先生やお友達のお母さんからも「いい子ね」と褒められることも多く、楽しく育児ができるのではないでしょうか。
しかし素直にきき入れるからといって、お母さんが子どものことを何でも決めていたり指示を出したりしていては、自分で考える習慣が身に付きません。
人に決めてもらうのが当たり前で自分の意見を持たない、いわば依存型の大人になってしまう可能性もあります。

「お母さんが決めて」自分で考えないことが、お母さんの悩みになることも

3歳のKちゃんはいつも穏やかで、お母さんの言うことに「イヤ!」とは言いません。育てやすいのは良いのですが、お母さんは最近Kちゃんがいつも「お母さんが決めて」と言っているのが気になります。
レストランのメニューやお洋服を選ぶときはいつもお母さん頼み。「自分で決めてごらん」と言っても「だって分からないんだもん」と言うだけで、自分で考えようとはしません。

子どもに「どうしたい?」とたずねて、解決方法を考えさせてみよう

自分で考える力を身に付ける訓練をするのは3歳頃から始めるのが最適です。子どもが「暑い」と言っただけでお母さんがエアコンをつけてあげる、冷たいお茶を用意してあげるなど解決していては、考える力が身に付きにくいのです。
そんな時はお母さんが「暑いね、どうしたい?」とたずねてあげることで、子どもが自分で考えるきっかけとなります。今まで「暑い」と言ったらお母さんがエアコンをつけてくれたことを思い出せば「エアコンつけて」と言うかもしれません。

「分からない」と言った場合は、選択肢の中から選ぶことからスタート

もし子どもがお母さんの問いかけに「分からない」と言った場合は、たくさん選択肢を与えてあげて「どれにする?」と選ばせてあげると良いでしょう。
その選択肢は、子どもが自分でできるものだけにするとお母さんの負担が軽減される上、子どもの自立へと繋がります。
子どもがお母さんの提案した選択肢の中から決める、という形で考える訓練を始めていくと、徐々に選択肢がなくても自分で考えられるように成長していくでしょう。

今日の1日1成長

先回りして問題解決をせず、子どもに「どうしたい?」と質問をしよう
子どもの自立力も1成長、お母さんの質問力も1成長。
田中京子(文)むらたますみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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