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リーダーシップを育てるなら3歳の「やりたい!」を満足させよう
vol.1010【1日1成長お母さん】理想像は自分の「やりたい!」をみんなのために発揮できる姿
3歳は“やりたい”と“できない”を繰り返しながら自立を掴み取る時期
3歳は「自分でやりたい!」と言いだす時期ですが、実際はできないことが多くストレスを抱える時期でもあります。キッズコーチングでは3歳から6歳までの時期を社会を生き抜く力を育む時期と言われています。具体的に言うと“自立心、我慢、思いやり、自信”です。3歳の「自分でやりたい!」が自立心の始まり。子どもが自分でできるように援助して達成感を育てましょう。失敗は自分で処理できるよう手伝うと責任感が育つでしょう。
子どもの心は“甘え”と“自立”を繰り返しながら成長していきます
3歳のやりたい時期に何でもやらせてあげようと頑張ってきたKくんのお母さん。4歳になると今まで1人でできていた歯磨きを「手伝って」と言うようになりました。1人でできるのが自立と思っているお母さんは手を貸したくありません。ですが4歳は脳や心が急速に発達する過程で不安定になることが多い時期でもあります。「手伝って」と意思表示している心の奥の気持ちをくみ取り、受けとめてあげることが次につながることでしょう。
「自分でやりたい!」をみんなのための行動に。人の役に立つ喜びに繋がる
子どもの自立は3歳で完了するわけではありません。様々な経験を通して我慢、思いやり、自信を少しずつ身につけていきます。何でも1人でできるのも自立の一部です。ですがそれ以上に大切なことは、我慢や思いやりを身につけた上で主体性を発揮できること。意見が違う人や決まり事など、周りとの調和を取りながら自分のやりたいことを実現していくことが社会を生き抜く大きな力になっていくのです。
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