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子どもの気づきを促すには、声をかけるタイミングを意識しよう

Baby&Kids

子どもの気づきを促すには、声をかけるタイミングを意識しよう

vol.1027【1日1成長お母さん】行動の変化が起きる4歳。計画力を育てればお行儀の良い子に育つ

お母さん共通の願い。子どもには行儀良く約束を守れる子に育ってほしい

子どもに身につけてほしい生活習慣などをしつけるのには、適した年齢があるのをご存知ですか?子育て中のお母さんなら、お行儀やしつけなどを意識して子どもに声をかける人が多いのではないでしょうか。ルールや約束事をちゃんと守れる子になってほしいのは子どもを持つ親ならば共通の願いでしょう。実は“玄関では靴を揃える”や“おもちゃを片付ける”など生活習慣が身につくのは4歳になってからと言われています。

「家に帰ってから」が通用するのは未来を想像する力が育つ4歳から!

5歳のAちゃんと3歳のK君の姉弟は、おやつを買ってもらいました。K君はすぐに食べようとしたので、お母さんは「お家に帰ってからね」と言いました。Aちゃんも「手を洗ってからおやつを食べる約束だよ」と教えましたが、K君は車の中でおやつを食べてしまいました。「手を洗ってから」や「また明日」が通用するのは、家に帰って食べる様子やそのために必要な順序を想像できるようになる4歳ごろから。先のことを予測して行動する予測脳の発達と関係しています。

子どもに必要なしつけは、行動前の言葉がけで気づきを促すことが大切

約束ができる力を育てるのに適しているのも4歳の頃です。例えば、おやつを食べる前に手を洗う習慣を身に付けさせたい時。お母さんが「手を洗いなさい」と子どもにいつも指示をしていると、自分で考えて手を洗うことができない子になるかもしれません。手洗いを習慣づけるには「おやつの前に何するんだっけ?」という声がけを根気強く行いましょう。お母さんが気づきを促す質問力を身につけ、自分で考えて行動できる子に導きましょう。

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