FacebookInstagramYouTube
「園で何したの?」に答えられない!?子どもは“今”を生きている

Baby&Kids

「園で何したの?」に答えられない!?子どもは“今”を生きている

vol.1051【1日1成長お母さん】子どもの今に注目することで過去の出来事が思い出せる

3歳の子は記憶力が未発達。育て方や子ども自身に問題があるわけではない

子どもが3歳くらいになると言葉の発達にも差が目立ち始め、会話がうまく成立しないと“育て方に問題があったかな”と心配になることもあるでしょう。おしゃべりが上手になるのは女の子で2、3歳頃が一般的。男の子は一年程度言葉の発達が遅い傾向にあります。毎日の会話ではさっきの出来事を昨日のことのように話してみたり、記憶や内容が混乱していることがあります。それは子どもの記憶力の発達が影響しているだけ。お母さんの育て方のせいではないのです。

「どうして覚えていないの?」今日の出来事を聞き出せず心配になることも

保育園に通う3歳のH君。お迎えに来たお母さんが「今日は何して遊んだの?」と聞いても、H君は「おすわりした」と答え、遊んだおもちゃなどを答えることができません。先生のお話を聞くとき“おすわり”をしているのでH君の返答は間違いではないのですが、具体的な内容を聞きたいお母さん。「誰と遊んだの?」「おやつは何だった?」と保育園での出来事を聞き出そうと試みます。でもH君は「分からない」と答えるだけです。

脳の発達は男の子と女の子では差があります。遅いと感じても心配無用

3歳くらいの子どもは記憶力が未熟なため「保育園で何をしていたの?」と聞かれても思い出すことが難しいのです。女の子はおしゃべりが上手になるのに伴い、記憶力も発達していきますので3歳でも「〇〇ちゃんとおままごとした」と今日の出来事を話すこともあります。男の子は4歳くらいから徐々に過去の出来事を思い出すことができるようになってきます。実は子どもが今日の出来事を思い出すきっかけを作るとっておきの質問方法があります。

SHAREFacebook
POST
LINELINE