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正しい卒乳ケアって?トラブル&お悩み解決!やり方や注意点をチェック
■卒乳ケアのスケジュールの進め方

ここからは、約1カ月を目安にした、具体的な卒乳ケアの進め方をご紹介します。職場復帰のタイミングなどに合せて取り組んでみてください。あくまで目安なので、体調や状況などに合わせて調整してくださいね。
・卒乳開始から1〜3日目
卒乳開始して3日目くらいまでは、一番おっぱいが張りやすい時期。おっぱいが張って痛いときは、少しずつ搾乳して圧抜きしましょう。このとき、母乳を搾りきらないように注意してくださいね。保冷剤をくるんだタオルなどを当てて冷やすと、張りがやわらぎますよ。
なお、卒乳中にきついブラジャーを身に着けると、乳腺炎の原因にもなるので避けてください。また、おっぱいの張りがある時期のお風呂は、湯船につかるのを避け、シャワーのみにしましょう。
・卒乳開始から4〜6日目
このころになると、母乳をしっかり搾乳してもOK。固くなっている部分をマッサージしながら、母乳が出なくなるまで搾りきります。
・卒乳開始から1週間後
少しずつ母乳の量が減り始める時期です。マッサージしながらおっぱいに残っている母乳を搾りきりましょう。おっぱいの状況を見ながら、次は2週間後、そして3週間後…と、間隔をあけてしっかりと搾ります。
・卒乳開始から1カ月後
ママによっては母乳量がほぼなくなってくる時期です。全く母乳が出なくなっても、乳腺炎などのトラブルを防ぐため、最低1カ月後まではおっぱいマッサージを続けましょう。
おっぱいの痛みや張りが強いときは、無理せず病院を受診してくださいね。
■卒乳ケアはいつまで必要?
卒乳ケアは、いつまで続ければいいのでしょうか?目安をご紹介します。
・張らなくなった=ケア終わりではない

卒乳ケアが順調に進めば、卒乳後1カ月ほどでほぼおっぱいが張らなくなります。しかしおっぱいが張らなくなっても、内部にはまだ母乳が残っている可能性があります。古い母乳が残っていると、トラブルの原因になりかねません。張りを感じなくなっても、マッサージと搾乳はしばらく続けましょう。
・母乳が出なくなったら終わり

搾乳しても母乳が出なくなったら、卒乳完了です。ただし、おっぱいにしこりがあるなど、気になる症状がある場合は、病院を受診しましょう。
・判断できないならプロに任せるべき

おっぱいの張りもなくなり、母乳も出なくなったとしても、「本当にこれでいいの?」と不安に感じる場合は、母乳外来などで相談しましょう。プロの目で問題がないかどうか、しっかりチェックしてもらえますよ。
■卒乳ケアで注意すべきポイント

最後に、卒乳時に注意してほしいポイントを紹介しておきますね。
・痛みやしこりがあったら病院へ
卒乳後に、痛みやしこりがある場合は、乳腺炎や乳がんなどの病気が隠れている可能性もあります。先ほど紹介した通り、気になることや違和感がある場合は病院を受診しましょう。産婦人科または乳腺外科に行くといいですよ。
・ブラジャーサイズが変わっていることも!?

卒乳後は、産前とおっぱいの形が変わったというママが多いよう。卒乳したら、きれいな胸の形を維持するために、一度ブラジャーを測りなおしてみましょう。
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