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子どもへの期待に注意!優秀な子ほど自分の頑張りに気づけない

Baby&Kids

子どもへの期待に注意!優秀な子ほど自分の頑張りに気づけない

vol.1132【1日1成長お母さん】優秀な子は無理をしがち。励まし見守りながら努力を認めよう

子どもの活躍を願うのは親心。時に親の期待が子どもを追い詰める事もある

子どもに幸せな人生を歩んでほしいと願うのは、親ならば当然でしょう。子どもが無事に生まれて来ることだけを願っていたはずが、成長とともに「立派な大人になってほしい」と期待を寄せてしまいます。親としては子どもへの愛情なのですが、その思いが時に子どもを追い詰めてしまう事もあるのです。特に真面目な子ほど期待に応えようと頑張り過ぎてしまう傾向にあるので、子どもの様子を見ながら気をつけてあげましょう。

親が結果だけをみて一喜一憂すると、子どもにはプレッシャーになるもの

M君は6歳の男の子です。最近サッカ-スクールに通い始めました。何でも器用にできるM君は、周囲も驚く上達ぶり。リフティングの回数もいつも一番、そんな我が子にお父さんの期待も高まります。ある日コーチから上級クラスへの進級を勧められます。まるで自分のことのように喜ぶお父さん。一方、M君は進級を頑なに拒みます。もっと上達できるチャンスなのに挑戦しようとしないM君に対し、次第にお父さんはイライラしてしまうのです。

器用にこなす優等生タイプは天才ではなく、陰ながら練習を重ねる努力家

子どもの中には生まれつき何でも器用にできる子がいます。努力なく何でもできるように見えますが、本当は周囲の期待に応えようと陰ながら努力をする頑張り屋さんです。M君も上達が早かったのは持ち前の器用さだけでなく、毎日練習を頑張った成果でもあります。上級クラスには自分より上手な子がいると思うだけで不安なM君。こんな時は他の子と比べずに「前よりも良くなったね」と本人の上達を認めてあげましょう。結果でなく過程を認めてもらえると、子どもは安心します。

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