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「転ばないで」で子どもは転ぶ。「〇〇しないで」はNGワード

Baby&Kids

「転ばないで」で子どもは転ぶ。「〇〇しないで」はNGワード

vol.1137【1日1成長お母さん】自転車の練習は「大丈夫!できるよ」で成功につながり自信になる

「転ばないで」と言われると、転ぶ確率は50%も高くなってしまう

5歳くらいになると自転車の練習を始める子どもは多いでしょう。すぐに乗れる子もいれば、何日練習しても乗れない子も。なかなか乗れない子どもは、自転車に乗ることに恐怖心いっぱい。ヨロヨロと危なっかしく自転車に乗る姿を見て、怪我をさせたくない親心から「転ばないようにね!」「壁にぶつからないでね!」と言っていませんか?「転ばないで」と声をかけられた子どもは、転んでしまう確率がなんと50%も高くなるのです。

子どもは否定語を理解できない。言葉そのままのイメージが頭の中に表れる

子どもは「〇〇しないで」という否定語を充分に理解できません。お母さんが「転ばないで」と言うと、子どもの頭の中には“自分が転ぶ”イメージが浮かんでしまいます。そしてその言葉に気を取られて体が動いてしまい転ぶ確率が高くなります。子どもに転んでほしくなければ「気をつけて乗ってね」「しっかり前を見てね」と言ってください。子どもにしてほしい行動を具体的に言葉にして声をかける方が、転ぶ率は低くなり成功体験につながります。

「大丈夫!できるよ!」で、頭に良いイメージが現れ自信につながる

自転車練習中の5歳のKくん。とても怖がり屋さんです。1回、2回とこぎだしても足が震えてヨロヨロする姿に、お母さんはKくんが転ぶのではと心配でたまりません。けれども、いつか必ず自転車に乗れる日は来ます。お母さんはそう信じて「大丈夫!できるよ」と声をかけ続けました。すると数日後、Kくんはスイスイと自転車に乗れるようになりました。お母さんの「大丈夫!できるよ!」という言葉が、本人の自信につながった結果です。

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