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Baby&Kids
【医師監修】赤ちゃんがハイハイするのはいつから?練習方法や注意点を解説
■ハイハイをしなくても心配しすぎない!

ハイハイをしない要因には、以下の3点が考えられます。
1.常に抱っこされているため移動する必要がないなどの環境が原因
2.基礎疾患が隠れており、機能的にハイハイすることができない
3.すでにつかまり立ちや伝え歩きができておりハイハイをする必要がない
1の場合、赤ちゃんにお手本を見せる、やる気を促すなどで、ハイハイすることがあるでしょう。2の場合、先天性股関節脱臼や筋肉の病気などが考えられます。筋肉の病気はなかなか発覚しにくいですが、先天性股関節脱臼の場合は健診で見つかることが多いです。
3のケースでおすわりやずりばいに問題がなく、ハイハイのステップを飛び越えて立ったり歩いたりしているなら、ハイハイができなくても問題はありません。
・小児科医に相談する見極めポイントは?

立たせたときに痛がる、足や動作に左右差が見られる場合は、何か病気が隠れているかもしれません。ママが違和感を覚えたり、「何か変だな」と思った場合は小児科を受診しましょう。検診の際に相談してみるのもいいかもしれません。
■ハイハイができなくても気にしすぎないで!
ハイハイは成長過程のひとつではありますが、必ずしもできなければならない動作ではありません。ストレスはパパママにも赤ちゃんにも良くないため、無理なく楽しく育児するようにしてくださいね。
赤ちゃんの運動発達を正しくチェックするためにも、検診を定期的に受けることが大切です。疑問がある場合は、小児科という専門家を頼ることで、より正しい情報を得ることができ、解決もしやすくなるでしょう。
【監修】たけつな小児科クリニック 竹綱庸仁先生

<プロフィール>
2004年、愛知医科大学医学部卒業。同大学で臨床研修終了後、小児科に入局。2013年、奈良県の病院で小児科の立ち上げに従事。2017年、たけつな小児科クリニックを開設。「すべては子どもたちのために」をモットーに、一般的な疾患からてんかんなどの神経疾患、食物アレルギーや喘息、日本でも数少ない小児頭痛を専門とするなど幅広い診療を行う。現在は病児保育室バンビを運営する他、言語発達遅延の子どもに言語訓練を行う児童発達支援施設「のびいく」を運営している。趣味は読書と神社巡り。
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