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「嬉しい」「悲しい」お母さんの素直な気持ちがやる気を育む

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「嬉しい」「悲しい」お母さんの素直な気持ちがやる気を育む

vol.1160【1日1成長お母さん】命令の即効性は「また言ってる」にすぐ変わる。伝え方を変えよう

即効性のある強い口調の命令文は、毎回怒鳴らないといけなくなる

子育てをしていると、ついつい命令文で話すことが多くなることに気づく人もいるでしょう。「〇〇しなさい!」「〇〇してはいけません!」そんな風に1日1回は言っていますよね。言うことを聞かない子ども達も、強い口調で命令すれば効果てきめん。すぐに動いてくれたりするので、お母さんには便利な言葉です。でも後で言いすぎた…と後悔することもありますよね。実は命令しなくても子どもが自ら動いてくれる、最強の言葉があるのです。

子どもが自ら動くのは、命令よりもお母さんの素直な気持ちを伝えること

Mちゃんはお母さんが何か言う度「やだ!知らない!」と逃げてしまうそうです。一方でお兄ちゃんのDくんはお母さんがどんなに怒鳴っても「はーい」と空返事で一向に動かないそうです。最近は言うことを全然聞いてくれなくて、ほとほと困っているんです、とのこと。「それを二人に伝えてください」と言うとお母さんはキョトンとしていましたが、実践してみてくれました。「困ると言ってみたら、子ども達が動いてくれるようになりました!どうして?」

「お母さんが怒るからやる」では解決しない。自主的になるポイントがある

実は命令文で子どもが言うことを聞くのはお母さんの言うことを理解したからではありません。「わ!お母さんが怒ってる!」と怖がっているのです。だから気弱な子は逃げ出してしまうし、勘のいい子はすぐに慣れてしまって「そうは言っても大丈夫」とタカをくくるようになります。もちろんお母さんはするべきことを伝えたくて言うのですが、命令では自主的な気持ちは育めません。それよりもお母さんの素直な気持ちを伝える方がずっと効果的です。

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