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大人びた皮肉屋は努力家の証。正そうとせず違う意見を提示しよう

Baby&Kids

大人びた皮肉屋は努力家の証。正そうとせず違う意見を提示しよう

vol.1168【1日1成長お母さん】色々なものの見方があることを示すとマイナス思考が緩和される

大人びた表現で否定的なことを口にする子は、こだわりが強い努力家の証

幼稚園や保育園など、子どものたくさん集まるところに行くと、時々ハッとするほど大人びた発言をする子に出会います。他の子どもが無邪気にはしゃぐ中で一人冷めたことを言ったりするので、聞いているこちらがびっくりすることもありますね。「そんなことして何になるの」「どうせできないのに」などと、物事のマイナス面に着目する皮肉屋は、実はものすごくこだわりが強い努力型。声のかけ方で、そのこだわりを良い方向へ導くことができます。

自分にも人にも厳しくマイナス面を見つけるのが得意。正義感の表れでもある

Mちゃんは年中さんの女の子です。周りの女の子達にあまり溶け込もうとしません。「お人形で遊ぶのは小さい子のすること。私は本を読むの」とMちゃん。部屋の隅っこに行き、いつものお気に入りスペースに座ります。みんなの楽しげな笑い声は気になるようでチラチラと見ていますが一緒に遊ぼうとはしません。「もっと静かにしたらいいのに。本を読みたい人の邪魔なのに」迷惑だと言わんばかりに顔をしかめます。

異なる視点を提供すればプラス面も見えてくる。いろんな見方を示そう

子どもには元々備わっている性格があります。Mちゃんのように社交的でなく自分のやり方を貫く子は、自分をしっかり持っているので簡単に人の言う通りにはなりません。小さい頃はお母さんもそのこだわりに手こずることも。自分の考えに固執する傾向があるので、違う観点から物事を見る視点を与えてあげましょう。心理学でリフレイムといい、色々なものの見方を知りプラス面に着目するきっかけにもなります。

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